一番お金が掛かる時に夫が「定年」を迎える・・・自分も働く覚悟

子供が高校生や大学生の時に夫が定年を迎えると、子供に最もお金が掛かる時に収入が減るという事態が発生します。年金受給開始時期は今後ますます遅くなる傾向にありますから、事態はさらに深刻になることが予想され、それなりの覚悟が必要です。

夫が現役のうちは専業主婦でも、定年したら働く。これまで働くことから遠ざかっていた人が急に働くというのは大変なことですが、そういう現実があることも知っておいた方が良いでしょう。

若くして未亡人になるかもという覚悟

10歳以上年上の旦那さんを持つと心配なのが、先に逝かれてしまうということ。日本人の平均寿命から見ても男性は女性より短く、若くして未亡人になる可能性は高くなります。

年の差がなくても病気や不慮の事故などにより夫が先に逝く、もしくは自分の方が先に逝くということは十分に考えられますが、普通の夫婦より長生きするための生活習慣や食習慣を心掛ける必要はありますし、場合によっては長い間未亡人になるかもしれないという覚悟は必要かもしれません。

このように、10歳以上年上の彼と結婚を考える上で、恋愛中からある程度は覚悟した方が良いことが分かりましたが、やはり「恋愛」と「結婚」は違います。

「好き」というだけで結婚してしまうと、後悔してしまうかもしれない年の差婚。きちんと見極めた上で自分が幸せになれる道を選びたいですね。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。