内向的な自分の気持ちを軽くする方法
でも、性格が内向的だと人付き合いが苦手だったり、新しい趣味を作るのに消極的だったりするもの。内向的な性格の人が幸せを感じやすくするには、一体どうしたらいいのでしょうか?
今回はその打開策として、“内向的な人の心を軽くさせる考え方”を挙げてみました。こう考えれば人付き合いがちょっと楽になり、自分を楽しませる努力ができるかもしれません。
内気なところは誰にでもあると考える
性格が内向的だと、外交的な性格の人がつい羨ましくなってしまうのでは?なかには「私は全然ダメだなぁ……」と、落ち込んでしまう人もいるかもしれません。でも、内気な一面は多かれ少なかれ誰しもあるものです。
あなたも仲のいい友達と一緒にいると、ついはしゃいでしまうように、人の性格は環境の変化、相手との関係でいくらでも変わります。ですので、人付き合いが苦手な自分を変に責める必要はありません。
特に内向的な人は自分が人より劣っていると感じたり、「自分はまだまだダメだ」と自分に厳しい傾向が強いもの。まずは内気な性格を悪いと思わず、ありのままの自分を認めてあげましょう。
心の余裕を持てる時間を上手に作る
人間関係に悩むほど、内気な人は心に余裕がなくなってしまいがちです。反対に人間関係に悩んでいない人も、毎日変わらない生活を送っていることで、性格が内気になってしまう場合もあるものです。
ですので、生活のなかで内気な自分をちょっと開放してあげる時間を持ってみては?
例えば仕事帰りにどこか寄り道をしてみる、夜にドライブをしてみる。いつもと違うメイク、ファッション、髪型をしてみるなど、ほんの少しだけいつもと違うことをしてみるのです。
見たことがない景色を見ると刺激を受けて気分が変わるように、新しいことをすることで気分が開放的になれるもの。そうした行動の中から新たな趣味も見つかるかもしれません。
幸せを感じるには自己肯定力が不可欠
いかがでしたか。内向的な自分を上手く肯定してあげることで、幸せを感じやすくすることができるはず。嫌いだった自分の性格も、いまよりちょっと好きになれるかもしれませんよ。
【参考リンク・文献】
・最も “幸せ” を感じて生きているのは60代女性 (株式会社アサツーディ・ケイ)
・時間的なゆとりがある人は5割強、経済的なゆとりがある人は3割弱(マイボイス株式会社)
・「内気な私でよかったと思える本」植西聡著(河出書房新社)