鹿、鴨、猪などのジビエ料理や、工夫を重ね考案した調理法で、肉好きを魅了する良店がラインナップ。今までに味わったことのない世界へ、いざ!ぴあMOOK『おいしい肉の店 関西版』から厳選店をご紹介します。
炉端 美酒食堂 炉とマタギ(北新地)
日本のジビエはマタギに習い豪快な炉端焼きが正解
土佐鴨骨付きもも肉 藁焼 2484円
味付けは塩のみ。あとはテーブル上で網の下の藁に火をつけ燻すだけ。これぞマタギ料理の真骨頂
マタギの三獣奏(肉三種盛り) 2030円
蝦夷鹿、土佐鴨、淡路の猪豚をシンプルに炭火焼きで。お好みで付け合わせの玉ねぎのジャムとごa一緒に
客層 30~50代が多い
鹿、鴨、猪などを扱うジビエ専門店。日本古来よりの食文化「マタギ料理」にも通ずるジビエの調理法は至ってシンプル。余計な味付けはせず、炭火で焼き上げるその味わいは肉本来の味が堪能できる滋味深いもの。目の前で肉塊を燻してくれるなどニクい演出も◎。
住所・大阪市北区堂島3-4-1/電話・06-6458-6789/営業・17:00~24:00、金~翌2:00/定休・日祝/席・40(個室あり)/カード・可/喫煙・可/P・なし/夜予算・4000円/アクセス・JR東西線北新地駅より徒歩5分
ボタン(神宮丸太町)
高級感あふれる猪肉がカジュアルに味わえる
イノシシのソーセージ 1000円、イノシシのパテ 850円
粉山椒とニンニクを効かせたソーセージ。山椒の実を上にぎっしりと敷きつめたパテも猪肉を使用
客層 30代前後が多い
出町柳のスペインバル・リコリコの姉妹店。手が出しづらいイメージの猪肉がボロネーゼから肉味噌豆腐までカジュアルに楽しめる。岐阜県飛騨の山を掛け回りドングリを食べて育った天然猪の中でも猟の方法にこだわった肉のみを仕入れる徹底ぶり。日本酒やワインも豊富に揃う。
住所・京都市左京区聖護院山王町41/電話・075-761-8235/営業・11:30~14:00(LO)火~金のみ、17:00~23:00(LO)/定休・日月土のランチ/席・25(個室なし)/カード・不可/喫煙・可/P・なし/昼予算・1000円/夜予算・2000円~3000円/アクセス・京阪鴨東線神宮丸太町駅より徒歩7分