子どもの話を聞く時のOKパターン
「コックリさん」になる!
頭をコックリコックリと縦に振って次のように返してやりましょう。
○「△△君に“バカ!”って言われちゃったんだあ」
○「玩具もとられたんだあ」
○「ふうん・・・今日はそんなことがあったんだ」
○「それは嫌な思いをしたね」
○「悲しかったね」
○「悔しかったね」
○「それで、それからどうしたの」
実はこれ“カウンセラーの技法”なんです。
心に大きな悩みを抱えてカウンセリングを受けに行くと、カウンセラーはただ黙って話を聞いたり「はい、はい」と返すだけではなく“傾聴”と言って患者の言葉をオウム返しします。
能動的聞き方です。
これと同じように子どもに対してもカウンセラーのようになって、相手が言った言葉をそのまま返して、気持ちを代弁してあげればいいんです。
これで「僕の話を理解してくれた。わかってくれた」と感じることができ、それだけで満足します。
まとめ
「子どもが家に帰ってきても、園であったことを何も話をしてくれない」と嘆いている人がいます。
でも、子どもにしてみれば「親に一言何か言うと10倍くらい返ってくるから嫌だ。」「説教されるから嫌だ」「話が余計面倒なことになってしまう」と思っているのかもしれません。
ひょっとしたらあなたの過敏な反応が話しづらい状況を作っているのかもしれませんよ。
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