子どもを産んだら避けては通れない、というわけではありませんが、ママ友との関係が子育てに与える影響は無視できないものがありますよね。

とにかくママ友をつくらなくちゃ、と思い込むと、ママ友ワールドは地獄にもなりますが、ママ友同士でうまくギブ&テイクできれば、遠方に住む両親よりも、帰りの遅い夫よりも、強い味方になるのが近くのママ友。

ですが、初めての子育てでは、やはり戸惑うのがママ友作り。どんな風につながったらいいのか、先輩ママたちに聞いてみました!

まず自分がオープンマインドになる

もともとの性格が人懐っこいため、オープンマインドで接していった結果、たくさんのママ友に恵まれたというAさん。

「保育園に始まり、学校、地元つながりでできたママ友たちとは、ずっと助け合ってやってきました。子どもが小さい時には、夕飯食べさせてもらったり、お互いの家に泊まったりもよくしていました」

Aさんは、特に積極的にアプローチしたという意識はないそう。さあ、ママ友をつくるぞ、と意気込むのではなく、たまたま子どもがいるから知り合えた人と普通に仲良くなった、というゆるさがよかったのかもしれませんね。

「ママ友とは、○○ちゃんのママではなくて、お互いに名前やニックネームで呼び合っています。そうやってつきあっていくうちに、子供を生む前、結婚する前の、その人自身が見えてくる。それが一番ステキな事だったりします。

ママ友たちと立ち上げたPTAのゴスペルサークルは、自治体の後援をもらって、チャリティコンサートまでやりました」

入り口がママ友だったとしても、結局は人と人とのつきあいということですね。

利害関係のないつながり

母親に特化したとあるセミナーに参加したことをきっかけに、すごく心許せる仲間ができたというMさん。子ども同伴で参加できるセミナーでしたが、子どもがいるのはお互い様なので、すごく気が楽だったそう。

なにより、子どもが同じ保育園や学校というわけではないので、つながりたければつながるし、そうでなければつながらないだけのこと。純粋に個人として、自分自身を出せる場所だったのがよかったとのことです。

子どもがいると、つい母親の顔になってしまって、自分の素顔が見えなくなっているママは多いもの。自分を取り戻すために、以前から行きたかった講座やセミナーに参加してみることは有効かもしれませんね。

Mさんは、子どもにあまり手がかからなくなってきたので、かねてからやりたかったバスケットボールのサークルにも入ることを考えているそうです。