やっぱり地元!

お次はTさんのケース。

地元の子育てサロンで開催されていたベビーマッサージの講座で知り合ったママ友と、夜飲みに行ったり、一緒に旅行に行ったりするほど仲良くなったそうです。最初にメアドを交換したきっかけは、ファッションの趣味が近かったことだったとか。

子育て中だからといってそのへんのものを着るのではなく、"自分色”をさりげなく出したことがよかったのですね。

その後、住んでいるところや、週末に忙しい夫といった共通項がみつかり、パーティーや旅行などのイベントの企画をするのが好きな彼女と、そういうお誘いに乗るのが大好きなTさんとが意気投合。

離乳食や寝かしつけのつらい時期などにお互い話を聞いてもらって、自分はひとりじゃないんだと思えたり、子どもを預け合ったりできる仲になっていったのだそうです。

自分たちで自分たちの居場所をつくった仲間

また、前出のTさんには、“ママたちによるママたちのための子育てサロン”を立ち上げた仲間としてのママ友もいるそうです。

そこで仲良くなったママ友は、「一緒に遊びに行ったりすることはなくても、根っこの考え方を理解してもらえている気がしてい て、深いところでのつながりを感じられる仲間」だといいます。

家族だけで乗り切るには、子育てはあまりに過酷です。また、血のつながった親は、娘というだけでいろいろうるさく口を挟んでくることもあるでしょう。

ママ友はなくても子育てはできるかもしれませんが、子育ての楽しさをシェアできる仲間や、困ったときにSOSを出せるママ友に、本当に助けられたというママも少なくありません。

「親しき仲にも礼儀あり」ということわざさえ忘れなければ、気の許せるママ友は、あなたの子育てライフに彩りを添えてくれる存在になるでしょう。