「大人だったらどう思う?」で考えてみよう

大人だって次のものをもらったらどうでしょうか?
我が子に贈られるプレゼントと同様に次のものは、もらって困るものです。

・ネイルしない主義、ネイルできない仕事なのに、家で出来るジェルネイルセット

・手先が不器用でビーズ作りをしないのに手作りビーズセット

・お酒を飲まないのにビール券

・化粧を一切しない主義なのに化粧ポーチ

・ルイビトンが好きなのにコーチの財布

・書籍(読んで感想を伝えなくてはならないので心の負担になる)

また、ある人が友人から長財布をもらいました。
今使っている財布はボロボロでも両親からプレゼントされたものでお気に入りでした。でも、友人とランチする機会も多く、贈られた長財布を持っていかないと「相手が気を悪くするだろう」と思い、毎回、友人と会うときは入れ替えなくてなりませんでした。

これらはもらって迷惑ですよね。ですから、親しい間で誕生日にプレゼントを贈る場合は、“どんなものが欲しいのか“を事前に聞いておいた方がよいかもしれませんね。

「心のこもったプレゼント」って何?

「これこれこんなプレゼントがいい」なんて決まりはありません。相手が喜ぶ顔を想像して、自分がもらってうれしいものではなく、相手の生活スタイルにあったものを一生懸命選ぶ、それで初めて心がこもった一品を選ぶことが出来ます。
相手が喜ぶかどうかがポイントです。

これは普段から友達の家庭の子育ての方針だっだり、趣味趣向を知っているからこそ贈ることが出来るプレゼントです。要は相手を知ろうとしているか、よく見ているかどうかなのです。これも愛情の一つですね。

おまけ:カブトムシの幼虫はプレゼントに最適か

これは、カブトムシが大好きな昆虫好きな子であれば最高のプレゼントになります。カブトムシ図鑑(持っていないことを確認した上で)もよいでしょう。

でも、虫が苦手な相手なのに自分が興味を持っているからとプレゼントにするのは非常識ですよね。品物そのものがどうこうではなく、相手がもらって嬉しいと感じるかどうかにスポットを当てると間違いはないでしょう。

最後に私が経験した嬉しかったもの。卵、乳製品が食べられない食物アレルギーの息子に対して、バレンタインデーにチョコレートではなく、お米でできたハートの形をしたお煎餅をもらったことでした。

そして、私自身がもらって最悪だった贈り物。

・家に帰って包装紙を開けたら…箱の上に「御礼 ○○株式会社」の熨斗紙が付いていました。どこかの会社からの頂き物を開けないでそのまま私へのプレゼントとしたのです。

・箱を開けたら有名紅茶店のセットでした。それは良かったのですが、直筆の手紙が入っていて「田中愛子さんへ いつも有難う、これからもずっと仲良くしてくださいね。」と書いてありました。私は“立石美津子”で“田中愛子”ではありません。田中愛子さんは私にプレゼントをくれた人です。誰かからもらったものを箱を開けないで「これで済ませちゃおう」とそのまま私に横流ししたのです。

・手作りケーキをもらったら髪の毛が付いていた。

これから迎えるクリスマス。プレゼントを用意するときの参考にしてくださいね。