グラドル文化祭は成長の場!
――キャストの皆さんの雰囲気もとてもよさそうですもんね。お互いに切磋琢磨するっていう感じで。
早舩「すごく成長できます。私、モデル活動がメインで、タレント活動ははじめてだったので…。みんなのいいところを見て聞いて、吸収出来ると思います」
澤田「私、これまで撮影会をしたことがなかったんですよ。撮影会をやってみようっていうときに、どうしたらいいかわからなくて…。でももゆ山(こうやもゆさん)がやっているから、自分もやってみようって思えたんですよね。いろんな経験をしている人がいるから、いいと思うな」
こうや「真知子さんが持ってきてくれるお仕事が、すごくバラエティがあるんですよ。だから、私たちそれぞれが自分の欲しいものを目指せるんです。同じようなものばかりだったら、ライバルになっちゃって、蹴落としていくしかない…ってなりますよね。一つだけの方向性じゃないのが、すごくいいな、って思うんです」
澤田「たしかに、いろいろな仕事を持ってきてくれるのも大きいですね」
――そのあたり、手束さんは狙ってらっしゃるんですか?
手束「そうですね、みんなにどんなことをやりたいかは、聞いてます! 一つのものを競う、っていうよりも、みんなで自分の道を進めたらいいな、と思っているので」
澤田「今はこうして同じ場所で働いているけど、それぞれの道は違うもんね」
――なるほど…。みんなが通過する場、という意味で、学校の行事である”文化祭”というネーミングなのかもしれませんね。学校って、最終目的地じゃなくて、それぞれの目的に向かうための場所だから、このお店も、そんなイメージなのかもしれません。
手束「私は芸能の世界を、交通機関にたとえて考えるんです。飛行機に乗っていく人もいれば、電車の人も、徒歩の人もいる…。私はこれまで、いろいろお仕事をさせていただいて、共演した方がどんどん飛行機に乗っていく姿を見ていました。ほしのあきさんや、磯山さやかさん…飛行機に乗って、手が届かないところに行ったなぁって…」
――なるほど…。飛行機ですか。
手束「私も、ミスマガジンに選ばれた時には、飛行機に乗っていたと思うんです。でも、そこで「誰かが動かしてくれるだろう」って、そこで待ってしまって…。結局、だれも動かしてくれなかった。そこで、電車に乗り換えて…。ここにいる子は、飛行機に乗っている子じゃないですよね。でも、これから乗るかもしれない」
こうや「うーん、私はチャリがいいかな(笑)」
手束「(笑)。私は、このお店が、みんなにとって飛行機に乗る練習になったり、電車に乗る練習になったらいいって思っています。だからいろいろな機会を提供したいんです」
――芸能の世界で長く活躍されている手束さんならではの観点かも知れないですね。