スタートセレモニーが始まると、いきなり雨が強まる事態が。ランナーの多くは、直前まで雨合羽を着用していました。ゲストランナーの紹介が終わると、いよいよレーススタートです。

緩やかなアップダウンの続くコース

コースは、全体的に大きなアップダウンがありません。その代わり、緩やかなアップダウンが何度も続き、ジワジワとランナーを苦しめました。あまり道幅が広くないので、最初のうちは周囲に合わせてゆったり進むことになります。

コース上にはトンネルや高架下がたくさん。雨を避けられる分、濡れた身体が冷えやすいポイントです。周囲に響く足音は、記録狙いのランナーにプレッシャーを与えたかもしれません。

景色は残念ながら、雨に阻まれてしまいました。ただ、遠くに薄っすらと立山連峰が!晴れたらクッキリと素晴らしい景色が見えるでしょう。

短いですが、折り返しコースもあります。路面が濡れているので、折り返す際にはスリップ注意。中には仲間とハイタッチしたり、声を掛け合ったりするランナーも。そして折り返し地点の周辺は、人の集まる“応援ポイント”となっていたようです。

この金沢マラソンは、とにかく応援が凄い!ほぼコース上すべて、沿道からの応援が聞こえてきました。ハイタッチも多く、その度に元気がもらえます。

太鼓や演舞を披露してくれる、地元の方々も。その土地の文化に触れられることは、こうしたマラソン大会の楽しみです。