フォトギャラリー『三陸・雄勝 海の幸トレイルランニングNEXT』フォトギャラリー

7月17日(日)、宮城県の三陸地方を舞台にトレイルランニングの大会が開催されました。今年で5回目となる本大会の名は『三陸・雄勝 海の幸トレイルランニングNEXT』。“三陸・雄勝の食を楽しむ”ことをメインとするファンラン大会です。

本大会はリピーターが多く、今回も大勢のランナーが集まりました。しかし今回はこれまでと異なるコースを設定し、“走りごたえ”にも工夫が加えられたとのこと。

主催者は「ずっとイメージしていたコースが完成した」と話し、大会への期待が膨らみます。実際にランナーとして参加してきましたので、その模様をご覧ください。

食べきれないほどの海の幸を堪能する『前夜祭』

三陸地方といえば、豊富な自然と美味しい海の幸が思い浮かぶのではないでしょうか。この大会、もちろんトレイルランニングを楽しみにされる方も多いのですが、実は前日に開催される『前夜祭』こそ本番だという声が少なくありません。私も知人経由でこの大会を知ったのですが、その際にも「前夜祭が楽しみでね」とその評判を耳にしていました。

雄勝までは仙台駅から車で2時間ほど。仙台駅からの送迎もあるので、県外在住でも安心して参加できます。会場周辺に宿泊施設は希少ですが、今回は地元町内の体育館や集会所などが、ランナーの宿泊のために提供されていました。

大会前日に雄勝入り。受付を済ませると、前夜祭は同じ会場内で開催されます。何やら会場内にはテーブルがたくさん配置され、スタッフの皆さんが準備を進めてくださっています。

毎年参加しているランナーも多いようで、受付後にランナー同士で談笑する姿も見られました。やがて受付が完了し、当日のレースコース等について説明が始まります。今回はコースが一新され、またその難度も上がるということで、皆さん興味津々の様子で聞き入っていました。

写真と地図を見ながらの説明は、初参加の私にとっても分かりやすく助かります。そして説明が終わると…

遂に始まりました!ランナーの皆さんが本番以上に楽しみにしているという、『前夜祭』の開始です。前夜祭では三陸の誇る美味しい“海の幸”が、さまざまな料理として振る舞われます。

驚くほど大きなカキフライに、他地域ではなかなか食べられないホヤ。まだ動いている状態で食べる生うになど、その満足度は計り知れません。もはや、1年分の海の幸を食べたのではないかというほど、たくさんの食を堪能させていただきました。確かに、この前夜祭のためだけにでも来たいと思えるほどの時間です。

もちろん大会本番は翌日。「こんなに食べて走れるのか?」という不安は持ちつつも、もちろんトレイルランニングも楽しむことは必須です。前夜祭後は皆さん思い思いに過ごし、大会本番へと備えていました。