Q デジタルゲームの良いところはどんなところ?

A:藤本先生

研究で示された、デジタルゲームの効能があるんです。

一つは、デジタルゲームをすることで、交流を促すことができるということ。家族で一緒にデジタルゲームをすることで、連帯感が向上したり、一緒にプレイした若者とお年寄りが仲良くなったりです。

二つめは、心に効くということです。アクションゲームやパズルゲームをすることで、気分が良くなったり、不安を拭うことができたりします。

三つめは、学びの入り口になるということです。

例えばチーム対戦ゲームなら、協調性や協力スキルが高まります。ホラーゲームなら、プレッシャーの中で、緊張や不安に対処できるようになったり、恐怖や怒りの感情を、コントロールできるようになるんですよ。

Q デジタルゲームばかりしていていいのでしょうか?

A:松丸さん

僕は、勉強を3時間しないとゲームができない家庭でした。

でもそれは、勉強を3時間すればゲームができると考えればいいだけのことでしたし、僕からゲームを取り上げると、勉強はもちろん他の事にまったく身が入らなくなる性格を、母親が見抜いていたからこその策でした。

このように、親が子どもの性格に合わせて、ゲームばかりにならないルールを作るとよいと思います。

松丸さんによると、東大生はゲームがとても強いのだそうですよ。

ママの心配な気持ちがみるみる減っていく、お二人の回答。ぜひ参考にしてくださいね。

広告・TV衣装を中心に活動するスタイリスト・ライター。パーソナルスタイリストを日本に普及した第一人者であり、サタデープラス、ズームインサタデー等、NHK、日本テレビ、TBS等TV番組出演・監修多数。長男の受験を機に、執筆業に重きを置く。ウレぴあ総研では、ファッションの枠を超えて、2児のママならではのリアル情報・食・旅をお届けしています。@kunie_11