3: 結婚相手としては不安要素が多いから

「彼女と付き合っている分には悪くないんですが、結婚相手としては不安が残ります。何より料理も家事もしないし、ひとり暮らしの経験もないから、生活力があるのかな……って。

結婚するならある程度、生活全般に関することができる人がいいです。もちろん自分も家事をやりますが、相手にも分担してほしいので」(32歳/教育関係)

ひとり暮らしをした経験がなくても、適度に家事ができたり、月々の光熱費や水道代にいくらくらいかかるかわかっていたり……という、生活を回していくのに必要なスキルや知識があれば、それほど心配ではないのかもしれません。

ただ、それらの基礎が極端に欠けていると、一緒に暮らす相手としては不安になるのもわかるような気がします。つくづく男性は「結婚は現実、結婚は生活」と意識しているのだなと実感します。

4: 背負うものが大きくて踏み切れないから

「ただ付き合うだけだと、結婚するのとでは重みが全然違います。付き合うのは気楽だけど、結婚となると背負うものが大きすぎて、どうしても躊躇してしまう。

今結婚してもやっていけるかどうか自信がないです。彼女は『いずれ結婚したい』っぽいけど、それに気付かないフリをしています」(33歳/メーカー)

結婚には大きな責任が伴う、と萎縮する男性も少なくありません。たしかに、結婚は家と家との結びつきの要素も大きく、自分たちふたりだけで完結する交際とは違います。

さらにこの男性は「失敗したくないから、慎重になっている」ともいいます。

彼が言う失敗とは離婚や夫婦間の不和を指すようです。3組に1組の夫婦が離婚している、という話もありますが、まだまだ離婚をタブー視する層も一定数います。



彼女との結婚に踏み切れない理由は人それぞれ。

付き合っている彼氏が結婚を決意できないでいるのには、こんな背景があるのかもしれません。

もしそんな彼氏といつかは結婚したいと思うなら、結婚への不安や懸念を取り除いてあげることから始めてはいかがでしょうか。