ベトナム料理の聖地にあるバインミー!

第4位 タンハー(神奈川県横浜市泉区)

ベトナム料理の聖地ともよばれる場所が、横浜市の泉区にある。小田急線の高座渋谷駅から徒歩20分(バスもあるので歩くのが嫌だ!という方はバスをオススメする)のところにある、県営住宅のいちょう団地。

現在は3,200世帯のうち20%、約700世帯が外国籍で、この辺りはベトナム人が多く住んでいることもあり、本場のベトナム料理を味わえるところが多いことでも有名なのだ。

その中でも特に人気なのがタンハー。店構えはプレハブでイマイチ中の様子が分かりずらく、営業しているのかな?と一瞬迷うのだけれど、扉を開けるとぎっしり陳列された食料品の中央部分に大きなテーブルがドドーンと置いてあり、平日の昼間なのにたくさんの人でにぎわっている。雑多な感じが妙に居心地よい空間なのだ。

さて、こちらのバインミーは、2種類あり「バインミー」と「バインミーカー」という魚のバインミー。今回は「バインミー」をオーダー。

さっくり、軽い食感のパンに自家製のペースト、なます、焼豚、パクチー、あと何が入っているのか聞いたのだが、「色々入っているよ! 漬物とかね!」とざっくりした返事が返ってきたのと、そこまで日本語が通じる感じでもないので深くは聞けず(笑)。

ただ、食べた感じ、その漬物みたいなものの中に八角が入っていると思われ、奥深いアジアンな味わい。八角は得意な方ではないのですが、それほど気にならず、逆にアクセントになって味全体を引き締めてくれている。

タンハー
住所:神奈川県横浜市泉区上飯田町3050
電話番号:045-803-2597
営業時間:10:00~21:00
定休日:木曜日

恵比寿駅チカ! 商店街の中にあるバインミー!

3位 エビスバインミー(東京都渋谷区恵比寿)

東京メトロの日比谷線、JRの恵比寿西口から徒歩2分程度。えびすストアなる少しレトロな雰囲気も感じる商店街の一角にあり、駅から近いエビスバインミー。

こちらのお店は生麺フォーの店「チョップスティックス」などを展開するチョップスティックスグループの新業態として2017年8月にオープンし、テイクアウト専門ではあるけれど、店前の通路にベンチが置いてあるのでそちらで食べることもできる。ただ、凄い人通りなので、その環境でも食べることに躊躇がなければなのだが(笑)。

同時にバインミー用フランスパンの卸もしており、他店でも何軒かこちらのパンを使っている話を聞いた。

こちらで紹介したいのは一番人気のバインミーサイゴンではなく豚肉とレモングラス焼きバインミー。

豚肉のレモングラス焼き、きゅうり、なます、パクチーという具材なのだけれど、とにもかくにも豚カルビとレモングラスの相性がめちゃくちゃ良い。じゅわりとカルビの旨味が口内に広がった後を追いかけるようにレモングラスのスッキリ感。

特に夏の暑い時期にはこの後味よいすっきり感がクセになる。通常のサイズとミニサイズの2種類の大きさから選べるのも嬉しい。

エビスバインミーベーカリー
住所:東京都渋谷区恵比寿1-8-14
電話番号:03-6319-5390
営業時間:11:00~20:00

まるでベトナム!川沿いにあるバインミー!

2位 バインミーシンチャオ(東京都台東区雷門)

都営、東武、東京メトロなど複数の路線が通っている浅草。バインミーシンチャオは1号店が高田馬場にあるのだけれど、今回は浅草にある2号店を紹介する。

地下鉄の1番出口をでて川方面に3分程度歩いたビルの2階にあり、目の前に川が見えることだけでも雰囲気あるのだが、内装が完全にベトナムのホイアン。黄色ベースの壁にランタンがぶら下がっており、スタッフもベトナム人なので、まるで現地に来たような気分になれるのだ。

一番人気は焼き豚肉のバインミー。さっくりした食感のフランスパンに、なます、白髪ねぎ、きゅうり、パクチー、醤油ベースのソースを使った豚肉、チリソースの辛味が結構パンチあり、辛いものが好きな人はクセになるかも。

醤油ベースのソースにもアジアンな調味料が入っていると思われ、噛むごとに味わい深い。下手をするとしつこくなりかねない豚肉は、さっぱり感あるきゅうり、白髪ねぎ、パクチーなどと一緒に食べることで調和がとれ、パンと一緒に食べることで旨味が増幅する。久しぶりにおっ! これは! とお気に入りしたバインミー。

バインミーシンチャオ 浅草支店
住所:東京都台東区雷門2-1-13 2113雷門2階
電話番号:080-4538-6879
営業時間:7:00~22:00
定休日:無休