みんな大好きミルクフランス! 実は、日本発祥って知っていましたか?
1981年、広島のタカキベーカリーが広島工場を新装した年、新しいドイツ製のオーブンを使った新製品として生まれたのがきっかけ。
食事用のフランスパンに甘いクリームを挟むなんて!と発売当初は賛否両論あったようですが、いまのミルクフランス人気を考えれば、それは正解だったってことですね(笑)
実は・・・、みんな大好き!と謳っておいてなんですが、筆者はつい数年前までミルクフランス得意ではなかったんです。フランスパンも練乳もそれぞれは好きなのに、それが組み合わさると、なんか練乳のしつこさが前面にでているような気がして。
ただ、パン屋さんめぐりをするマイルールとして「その店の人気パンは食べる」ということを課していて、ある時、某パン店のミルクフランスを食べたら衝撃の美味しさで!! まさにミルクフランスの概念が覆された一品だったんです。それからは好んで食べるようになったんですよ。
今回はそんな筆者が都内で食べ歩いたミルクパンを独断でランキング!定番から変わり種までご紹介いたします。
*記事の内容は公開時点の情報です。最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください*
ミルクフランスと言えばココ!チョコレートミルクフランスも絶品!
第5位 ポワンタージュ(麻布十番)
ここは、ミルクフランス好きなら知らない人はいないはず。麻布十番にあり料理とパンが楽しめるお店。
都心のど真ん中にあるので小洒落たパンばかりが並ぶのかと思いきや、菓子パンや惣菜パンもあり、そんな中でもミルクフランスは看板商品と言って良いくらい人気があります。
細長いソフトフランスに自家製ミルククリームがとろける甘味。ハードな食感ではないので老若男女が食べやすく不動の人気なのも頷けます。
しかし、私がこちらで好きなのはチョコレートミルクフランスの方。
クーベルチュールチョコ使用のパンに自家製のチョコレートクリームが入っています。ソフトフランス生地で柔らかめな食感なのだけれど、食べてみるとプチっとした食感のチョコチップがこれまた美味しい。
なにより、くるんと巻かれたペーパーが可愛くて思わず手にとった一品。
ポワンタージュ
住所:東京都港区麻布十番3-3-10
電話番号:03-5445-4707
営業時間:平日10:00~24:30/日曜祝日10:00~24:00
定休日:月曜日、第3火曜日
ミルクフランスも進化している!アーモンドの食感と香ばしさがたまらない!
第4位 GREEN THUMB(渋谷)
green bean to bar CHOCOLATEがプロデュースし、代々木八幡の人気ベーカリー365日が監修し2019年5月にオープンしたベーカリー「GREEN THUMB(グリーンサム)」。
コンセプトは「育てる・めでる」ということでお店の前には畑があります。渋谷に畑ってなかなか凄いですよね。近未来なパンを意識しているそうでミルクフランス以外のパンも一筋縄ではいかない趣向を凝らしたものが多いです。
ちなみにこちらのパンの名前はミルクバターフレンチ。一般的にミルクフランスというとソフトフランスかバゲット生地に練乳というイメージがありますが、こちらのは、さっくり軽さもある生地にアーモンドがちりばめられていて食感も面白いし、何より香ばしく、良いアクセントになっています。
それに、ふわっと優しい味わいのミルクバターがめちゃくちゃ合うんです。これを食べた時に、進化型、あぁ、こう来たか!ミルクフランスってまだまだ可能性があるんだな、と感動した覚えがあります。
GREEN THUMB(グリーンサム)
住所:東京都渋谷区桜丘町23-18
電話番号:03-6452-5611
営業時間:8:00~19:00
定休日:不定休