映画『セックス・アンド・ザ・シティ』の中で、主人公キャリーが、自身の結婚式当日、新郎に逃げられ、結婚へと突っ走った自分を振り返り

「結婚の二文字に目がくらんで、今までの経験全部忘れちゃった。こんな自分、自分じゃない」

と言うシーンがありますが、実際“結婚”を目の前にすると、相手に対するちょっとした違和感に気付かないフリをして、やり過ごそうとしてしまうことがあるようです。 

結婚直前に「この人で大丈夫かな?」という不安があっても、結婚して幸せになる人もいますし、やっぱり結婚しないと決めるのも、それぞれの選択。どちらの選択が正しいかなんて言えません。

でも、結婚をやめた経験のあるアラサー女子たちに「あの時はツラかったけど、彼と結婚しなくてよかった」と言わせる、クズ男がいることも確か。

そこで今回は「結婚しなくて正解!」という、結婚相手に選んではいけない男の特徴をお届けします。

もしも、以下のような「ん? この人で大丈夫?」と思わせる男にプロポーズされても、結婚へ突っ走らないで。

結婚費用は全部折半

4年間付き合った彼からプロポーズされたM子。結婚式や結婚生活をはじめるには、なにかとお金が必要ということで、今後のお金について彼と話し合うことに。結婚にまつわるお金のことは、お互いの事情を考慮して決めていくカップルが多いようですが、M子の婚約者は違いました。

「お金のことは、お互いわかりやすく決めておく方がいいから、結婚の費用は折半にしよう」

と提案。これを聞いたM子は「“結婚式”の費用は、お互い半分ずつ出して、結婚生活が始まったら、金銭的に支え合うってことだよね」と思ったそう。でも、婚約者の考えは違いました。彼の本心は

「自分のお金は自分のもの」「自分のお金が何より大切」 

経済的に助け合わなければいけないとき、例えばM子が妊娠して育休に入った場合も「君が必要なお金は、君の貯金でやってよね」と言うのです。M子は、4年間の彼との交際中、デートでの彼のセコい姿を見ていましたが、気にしないようにしていたそう。

まさか、育休中は貯金でやり過ごせなんて言う、クズ男だとは思っていなかったと。自分のお金が何より大切な男が「結婚すれば考え方も変わって、協力し合うようになるよね……」と、期待してはいけない。