3:仲良くなりたいママがいても緊張してうまく話せず、空回りしてしまう
仲良くなりたいママと話す機会があってもうまく会話ができず、一緒にいてもなんだか盛り上がらない。その結果空回りして、帰宅後に「もっとああすればよかった」とつねに脳内反省会……。
空回りする原因について「空気が読めない、空回りするのは、緊張しているからです」と、石原さん。
石原「重要なのは、まずはリラックスすること。あなたが緊張しているとそれが相手にも伝わって、話題が盛り上がらなくなる悪循環が生まれてしまいます。会話が途切れたって、自分が思っているほど相手は気にしていませんよ。うまく話せるようになるには、まずは練習してみることが重要です」
でもこれって性格の問題も大きいのではないでしょうか?苦手な性格なのに、練習で効果がありますか?
石原「もちろんです。まずは自分が楽しかったことやポジティブなことを、1人でしゃべってみてください。言葉にすると自分自身に気づきもあって効果的です。
あとは実際に話しかける時に『私、話しベタなの』『変なこと言ったらごめんね』と、自ら欠点をさらけ出すのもいいと思います。
そもそもそういう弱みって、隠そうと思っても絶対相手にばれています。だからこそ最初に自分から伝えると、すごく人間関係がスムーズにいくと思いますよ」
さらに石原さんはやりがちな脳内反省会について「やっても無駄だからやめたほうがいい」とバッサリ。
石原「自分を肯定してくれない人には何を言っても、結果は同じですから。だったら自分の気持ちに正直に、言ったらスッキリすることを目指したほうが楽ですよ」
4:自分から誘うこと、話かけることができない
自分の子が「●●ちゃんと遊びたい」と言っているけど、その子のママに「遊びませんか?」と誘えない。誘いたいけれど、迷惑かな? 断られるかな? とネガティブになってしまい、つい誘われるのを待ってばかり。子どもの気持ちを考えても、自分で誘えればいいのですが……。
石原「これはけっこう根深い問題ですね。自分から話し掛けたり誘うことができないと、圧の強いボスママに取り込まれるリスクが大きくなりますよ」
そう語る石原さん。ボスママに取り込まれるリスクが大きくなるのは、一体なぜでしょうか?
石原「ボスママは自分が支配できる、自己主張しない人に寄ってきます。ですから受け身の人はターゲットになりやすいことを自覚したほうがいいです。
ただそんな自分をダメな人間だと、ネガティブに考える必要はありません。そんな自分の欠点を受け入れ、克服できるようにすればいい。まずは本当に気の合う人をみつけて、あとは先ほどお話ししたように、うまく話せる練習をしてみてください」
普段から相手から誘われるのを待っているだけでは、本当に気の合う人は寄ってきません。そういう人と付き合いたいなら、自分から話し掛ける勇気が必要なのです。