難関は帰り道
問題は、「夢の吊り橋」を渡りきった先です。
先ほど、急階段を降りていったわけですが、つまり帰るためには、同じだけ登らなくてはいけません。
しんどい、登り坂と、階段が続きます。
ここがいちばん、体力的にも厳しいところなので、子連れの場合は、休憩を取りながらいきましょう。
あまり足が進まないようであれば、おやつを食べると、効果的です。
約200mの距離を登り切ると、看板があります。
トイレに行きたい場合や、飲み物が足りなくなってしまった場合は、尾崎坂展望台へ。
トイレについては、もう30分くらい問題なさそうであれば、行きに通ったトイレが、帰りも使用できます。
尾崎坂展望台は、草葉が茂っていて展望が利かないので、夏場は特に、あえて行かなくても良いでしょう。
帰路は、尾崎坂展望台と逆方向へ。
ここらは、すべて、序盤と同じ、歩きやすい舗装路のみです。
約350mで飛龍橋へ。
飛龍橋からも、それなりに絶景が見られるのですが、渡りきってもう少し進むと、視界が開けた休憩スペースがあります。
ここからは、渡ってきた「夢の吊り橋」が、すっきりと見落とせて、寸又峡渓谷の山々も美しくみえます。
記念撮影は、こちらがおすすめです。
大人も、子どもも、さすがに疲れてくる頃ですが、間もなく、最初の分かれ道へと戻ってきます。
あとは、往路と同じくトンネルを潜り、トイレ前を通過して、20分ほどで「晴耕雨読ヴィレッジ」前へ戻ってこられます。
静岡県川根本町は、南アルプスユネスコエコパークの構成地域。
豊かな自然を、思う存分満喫できる、素敵なコースなので、ぜひチャレンジしてみてください!
■「晴耕雨読ヴィレッジ」
静岡県榛原郡川根本町寸又峡温泉
《アクセス》
車:新東名高速道路「島田金谷」「静岡SAスマート」ICから約70分電車:大井川鐵道「千頭」駅からバス約40分
※寸又峡内に別施設「ショップ&カフェ 晴耕雨読」「晴耕雨読 ハンモックカフェ(中学生以上のみ入店可)」も有