――ひと足先に韓国でリリースされた『Toy』ですが、新曲を初公開するカムバックステージは日本で行われた『KCON 2016 Japan × M COUNTDOWN』でしたよね。日本での初パフォーマンスはいかがでしたか?
ジェヒョ「緊張して何も覚えてないんです。足が震えた記憶しかなくて(笑)」
テイル「日本でのカムバックステージだったから、本当に緊張したよね! でも、かっこよくできたし、久しぶりにメンバー全員での活動だったから、楽しかったです」
パクキョン「海外でのカムバックステージは初めてだったからね。広い会場でお客さんもいっぱいいたし、BBC(Block Bのファン)もたくさん来てくれてたし。緊張したけど、その分、幸せも倍増した感じでした」
ビボム「うん、外国での初披露だから反応が心配でした。でもすごくよろこんでもらえて、安心しました」
ピオ「そう、反応が気になった! でもその日先行公開されていた『A Few Years Later』が韓国の音楽番組で1位になったし、僕らも気合が入ってたから!」
ジコ「僕もすごく緊張しました。みんなソロ活動をしていて、久々のBlock Bでの活動だったってこともあるけど、『Toy』は僕らにとっての新しい挑戦だったから。この変化を受け入れてくれるか、すごく心配だった」
ユグォン「でも、ファンの方達が新しい曲を気に入ってくれたのがステージの上からもわかったよね。おかげで楽しくステージを終えることができました」
――雑誌『韓流ぴあ 7月号』(6月22日発売)では、プロデューサーとしてのジコさんにいろいろきいていますが、WebでもジコPに答えていただきましょう。アッパーチューンのシングルリリースが続いていましたが、今回、日本のシングルに収録された『Toy』と『A Few Years Later』は共にメロウな曲ですよね。プロデューサーとして、サウンド面で表現したかったことは?
ジコ「今までのBlock Bの音作りが足し算だとすると、ソロ活動をやってみて学んだのは引き算だといえます。その、ソロ活動が反映されたのが『Toy』と『A Few Years Later』なんです。最近ブームになっているフューチャーR&Bというジャンルにチャレンジしたんだけど、アレンジ面では、未来志向な感じを出しつつ、引き算を重視しました。もちろんサウンドだけじゃなく、歌詞にも力を入れました。多くの人に共感してもらえるように、一文字一文字真心を込めて書いたんです」
――今回は、ボーカルパートも印象的ですよね。ひとりひとりがフィーチャーされて、声の特徴を改めて確認できました。ジコさんが思うメンバーそれぞれの声の特徴を教えてください。
ジコ「パクキョンは、柔らかく言葉を口ずさむけど、飽きない声。ピオは聴いたまま(笑)。中低音が魅力です。ビボムは裏声で、テイルは清涼感、そしてユグォンは優しさが特徴ですね。ジェヒョは声自体に特徴があるので、ビルドアップするのに適切だと思います」