3:ほしい言葉を言わせる状況を作る

脳は自分事になると、それに集中力を注ぐ性質を持っています。分かりやすく言えば、快適な部屋にいる人の前にビールを差し出しても、口はつけませんよね? ですが、喉が渇いた状況で差し出されたら「飲みたい」となるのではないでしょうか。

このように“言ってほしいこと”“叶えてほしいこと”があるのであれば、言わなければならない状況を自然と作りだしてお膳立てすることが大切なのです。そのためにも、日頃からどういう状況ならいいかなどをシミュレーションという名の妄想をしておくようにしましょう。

番外編:ちっちゃいサプライズをこまめに

言葉だけでなく、脳に効くテクニックも1つご紹介しておきましょう。

脳はドーパミンが分泌されることで、快感を感じます。そこで効果的なのが、サプライズです。ですが、そんな大きいサプライズである必要はありません。「コンビニで新しいフレーバーのアイスが出たんだって!」くらいの大きさでOK。

「え!? 今日は豚肉じゃなくて、牛肉なの!?」「俺の好きな●●、覚えててくれたの!?」レベルのささいなことでいいので、定期的にちっちゃいサプライズを彼に提供してあげましょう。そうすれば快感を定期的に感じるため、その刺激にハマってあなたから離れたくなくなりますよ。


恋愛において、一度に欲しい結果を得るのは難しいです。高いハードルを飛ばすのではなく、小さいハードルを1つ1つクリアさせていきましょう。この3つを覚えておくだけで、今の彼をメロメロにできちゃうはずですから、お試しあれ。

年上男性専門の恋愛コラム二スト。ブスでいじめられた過去を持ちながら、大学時代はキャバクラでアルバイト。なぜか新人賞を受賞する売れっぷりを体験し、「世の中、顔じゃない」と悟る。付き合った男性の90%は、なぜか歳の差10歳以上。彼氏=足長おじさん時代から、ようやく脱出し、現在“真面目な恋愛”を勉強中です。2016年にKindle本を出版予定。