2)親が楽しく本を読む

どんなに人が「これおいしいよ」と言っても、全くその人が食べようとしなかったら、本当においしいのか、少し疑いたくなりませんか?

子どもも一緒です。

親が口で「本は楽しいよ~」と言っていても、その親本人が、全く本を読む姿を子どもに見せていなかったら、子どもはその言葉を疑います。

「親の言葉ではなく、親の行動を見て子どもは育つ。」

子どもに本好きに育って欲しいのであれば、親自身も本と仲良くなりましょう。

子どもは、日頃目にする光景や、シンプルな行動の積み重ねによって、本好きになっていくのです。

まとめ

本を読むといいと聞いて、決してやってはいけないのは、「本を読みなさい!」と、子どもに押し付けること。

押し付けは嫌いにつながります。筆者も、人生で困難な出来事に遭遇した時、父親が渡してくれたある小説を読んで、その主人公に自分を重ねることで、勇気や智慧をもらい、乗り越えることができました。

本好きに育てることは、親から子どもへの大きなプレゼントです。

いくつになっても、子どもはお母さんの優しい声が大好き!今夜から、絵本の読み聞かせをしてあげてはいかがですか?

ママカウンセラー&サロンプロデューサー&個性幼児教育専門家。幼稚園教諭、保育士として長年幼児教育に携わった後、潜在能力開発の講師を10年間務める。現在は、千葉県船橋市のおうちサロン「ペールグリーン」にて、主にカウンセラー・講師として活動中。著書に『はじめよう!おうちサロン』『幸運手帳術』がある。

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