出世するにはビジネスファッションはどうあるべき?妻が手伝えることは?
ところで「出世する」ということを目的とした場合、全体的なファッションはどうあるべきか、そして妻が手伝えることを教えていただきました。
大森「ご主人が優秀で、誇るべきキャリアを持っていても、残念ながらそれは目に見えません。そこで、奥さんの出番です。ご主人のスタイリストとして、ご主人の本当の魅力、能力を『見える化』するために、客観的な視点で服装をコーディネートしてあげてください。
ネクタイをしてスーツを着たビジネスフォーマル、ノーネクタイでセパレートにまとめたビジネスカジュアル、さらに洗練されたオシャレを感じさせるスマートカジュアルと、ドレスコードの幅が広がっています。
その中で、上司への重要なプレゼン、同僚や部下との懇親会など、その日の予定をチェックして、シーンに応じた適切なコーディネーションをアドバイスしてあげてください」
そして大森さんは次のようにまとめます。
「服装は教養の表れであり、相手への敬意を表します。身だしなみの3原則、『清潔、上品、控えめ』を基本に、ご主人の価値を上げるようサポートしてあげましょう」
一番近くで、客観的な目で見てあげられる妻という立場から、そして自分の感性を生かして、ぜひ夫の出世をサポートしたいですね。
【取材協力】国際イメージコンサルタント 大森ひとみさん
日本人として初めて、世界最高位の資格AICI CIM(国際イメージコンサルタント協会イメージマスター)を取得。大手企業数百社、トップブランドのブランディング・接客研修をはじめビジネスマナー、立ち居振る舞い、プレゼンスキル、スピーチなどの講演、研修、メディアトレーニングを行い世界へと活動の場を拡げている。
個人コンサルでは女性活躍に向けてのトレーニングも人気。『男が上がる!外見力』『「見かけ」が仕事を決める!』『働く女性が知っておくべきビジネスファッション・ルール』など著書も多数。