子どもが小学校にあがる前は、食事、お風呂、衣服の準備などを、親がやってあげることが多いかもしれません。

自分の身の回りのこと、お手伝い、さて、子どもたちは何歳くらいで体験しているのでしょう。

博報堂が発表した「小学生のコト始め年齢レポート」からご紹介します。

小学1年生の7割が包丁で料理を経験!

「小学生になったから」という区切り、新しいステージの始まりに新しいことに挑戦させるパパやママも多いようです。

小学1年生の段階で既にコト始めしている項目もあります。

内容としては「ひとり入浴(51.7%)」「その日着る服を選ぶ(71.8%)」「買う服を選ぶ(61.3%)」「包丁で料理(70.6%)」となっています。

博報堂「小学生のコト始め年齢」レポートより

1年生になるとお風呂に1人で入ったり、包丁で料理も体験している子どもたちが半数以上。

特に「包丁で料理」はなんと7割の子どもたちが経験したことがあるという高い経験率に。

小学3年生はコト始めの時期!?

博報堂「小学生のコト始め年齢」レポートより

「ガスコンロなどの火を使う料理」「店で買い食い」「スーパーにおつかい」「仕上げ磨きをやめる」が、小学3年生でコト始めを迎えており、小学3年生でほとんどの項目で50%を超える、いわゆる「コト始め」期に入っていることが分かりました。

小学校では「低学年」から「中学年」に入り、行動範囲も広がる頃。子どもたちのさまざまな体験がはじまっているようですね。

小学6年生では多種多様な経験がある一方、男女差も!

6年生ともなるとかなり多くのことを経験させているというパパやママが多いようです。28項目中13項目は、2人に1人が経験したことがあるという結果になりました。

博報堂「小学生のコト始め年齢」レポートより

・ひとりで入浴 94.5%
・仕上げ磨きをやめる 87.4%
・包丁を使った料理 87.0%
・母親が、子供のために生理用品(ショーツなど)を用意すること 84.9%
・子供だけでお店(コンビニ、スーパー、商店街、駄菓子屋など)での買い食いをさせること 79.8%

が、小学6年生が経験したことのあるベスト5でした。

上記以外では、8割の子どもがその日に自分が着る服装を自分で選んでいることがわかりました。