6.「○○ちゃんママのこと、ずっと年上だと思ってた!」

遠まわしに「あなたって老けて見えるよね」と言っているようにも受けとれるひと言。女性はいくつになっても、若く見られたいものです。

とくに、子どもを持ち母親になると貫禄がついてしまうもの。密かに気にしているママもいます。一方、「若いと思っていた」という言葉も、表現によっては褒め言葉ではない方向に受け取られてしまうことも。

年齢に関するキーワードは、取り扱い注意です。

7.「もっと、子どもに○○したほうがいいんじゃない?」

「○○ちゃん、おちつきがないね。もっと、見てあげたほうがいいんじゃない?」
「○○ちゃん、よく食べるね。太るから、加減したほうがいいんじゃない?」

「もっと、○○したほうがいい」というアドバイス。これは、自分の子育てを押し付けていると受け取られ、嫌われてしまいます。

アドバイスは、求められたときにすればいいもの。よかれと思っても、人の子育てには首を突っ込まないように。

8.「いつも綺麗にしてるね。私、化粧とかしないんだ~」

これも実は微妙な褒め言葉です。「綺麗にしてる」と褒めつつも「自分はそれをしない」と否定されては、どうとらえてよいか、わかりません。

綺麗なママへの嫉妬の裏返しが、こんな発言になりがちです。外見に関する余計なことは、言わないようにしましょう。

9.「ここだけの話なんだけどね、実は・・・」

「ここだけの話」と秘密を共有することで、相手との親密度を上げようとするパターン。

しかし、相手からすれば、聞きたくもないうわさ話を聞かされた挙句、秘密を共有するという負荷をおうことにもなります。

また、「ここだけの話」と、人のうわさをするママは、自分がいないときには自分の話をしているのだろうな、と人格を疑われる可能性も。

余計なうわさ話は、しないのが鉄則です。

 

いかがでしょうか。あなたも、うっかり言ってしまいそうなひと言はなかったでしょうか。これらのNGワードの注意点を心得て、ママ友との円満なムードを保ってくださいね。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。