シワを徹底的に防ぐ4つのポイントはこれ!
コラーゲンが深いシワに効かないとしても、落ち込む事はありません。
シワを防ぐ最新の美容法があります!
したほうがいいこと、しないほうがいいことを4つご紹介します。
1:乾燥を防ぐ
第一段階は、肌を保湿すること。
表情ジワは、加齢などによって真皮のコラーゲンが減少してできるので、なかなか改善しませんが、細かいちりめんジワなどは保湿をすれば目立ちにくくなる場合があるのでしっかりと保湿しましょう。出典(『皮膚科専門医が見た!ざんねんなスキンケア47』)
空気の乾燥したところに長時間いない、ドライスキンにならないようにするなど日常でも気をつけるとマル。
2:ボトックスやヒアルロン酸の注入
最新美容医療で気になるシワの部分に直接的にアプローチします。
美容皮膚科などでシワの治療に行われているのがボトックスやヒアルロン酸注入。
ボトックス注入は筋肉の動きを麻痺させて表情筋の動きを止め、表情ジワを解消します。
ヒアルロン酸注入は、シワの窪みにヒアルロン酸を注入することでふっくらさせてシワを目立たなくします。出典(『皮膚科専門医が見た!ざんねんなスキンケア47』)
3:レチノールを使う
シワを改善する効果が認められているレチノール。
レチノールはビタミンAの一種で、線維芽細胞に働きかけてコラーゲンを増やしたり、肌のターンオーバーを活性化する作用があり、シワの改善に効果的です。
ビタミンAの誘導体であるレチノイン酸は、さらに効果が高く、ともに皮膚科や美容皮膚科などで処方されています。
最近、市販の化粧品でレチノールが配合されているものも登場しています。出典(『皮膚科専門医が見た!ざんねんなスキンケア47』)
4:急激にやせない
極端なダイエットでやせて脂肪が落ちると、肌のふっくら感が失われ、シワが目立ってしまいます。
皮下脂肪がちょうどクッションのように肌のハリを支えているからです。
特に年齢を重ねてからやせすぎるとシワが目立つので、脂肪を落としすぎないようにすることも大事です。出典(『皮膚科専門医が見た!ざんねんなスキンケア47』
ダイエットをするときは、肌のハリやシワにも気をつけて!
浅いシワなら保湿で目立たなくする事は可能でも、本格的なシワ対策にはビタミンCをこまめに摂りコラーゲンケアするなど、体内からのケアが奏功します。
いずれのケアもシワが深くなってからではなく、その前に予防として取り入れた方がシワ解消が早くなるでしょう。
【参考書籍 著者】安部 正敏
医療法人社団廣仁会札幌皮膚科クリニック院長。群馬大学医学部卒、同大学院医学系研究科修了。医学博士。群馬大学医学部皮膚科、米国テキサス大学サウスウエスタンメディカルセンター細胞生物学を経て現職。東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学非常勤講師。日本臨床皮膚科医会常任理事。