というのも、このランナーの方は、走る前に40キロを8分割して考えていたのです。40キロをきりの良い5キロごとに分割。

その8つの区間をどのようなペースで走るべきかを算出していたのです(実際は最後の2.195キロもいれて9分割)。ただ、平均して8分割したわけではありません。

小出さんがアマチュアランナーにアドバイスしているのは、後半型の走り。それをしっかり意識したペース配分がされていたのです。スタート直後は焦らずにゆっくり走り、余裕をもちながらスピードをあげていく。

そして、35キロ地点で最も速く走るという後半型の走りです。なかなかサブ4を達成できない多くのランナーの皆さんは、この時のお医者さんの走り方(ペース配分)を参考にしてみると、念願のサブ4も見えてくるのではないでしょうか。

実はこのお医者さんは、サブ3.5も達成したようで、その時のレポートが同書で紹介されています。

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