未来から眺めてみよう『そのうち、食べるように。そのうち喋るようになりますよ』
Ⓒあべゆみこ
- レストランで走り回る→外食時、用もないのにウロウロしている大人はいない
- 食べ物やスプーンを投げる→投げている大人はいない
- 乳歯が生えてこない→成人になって歯が生えていない人はいない
- 離乳食を食べてくれない→4歳になれば「これ以上食べるの止めなさい!」と禁止しても煎餅をボリボリ食べる
- 体重が増えない→そのうち太りすぎを気にする乙女になる
- 言葉が遅い→喋りすぎる小学生になる
こんなものなのです。
後になって「あの頃はこんな未来が待っているなんて思わなかったなあ。子どもが幼い頃は鼻糞みたいな、ちっぽけなことでこの世の終わりのように悩んでいたな。眉間に皺を寄せて子育てしている過去の自分に戻ってポンと肩を叩いて伝えてあげたい。『そのうち、食べるようになりますよ。そのうち喋るようになりますよ』」と…。
子どもは日々、ミルクを飲み御飯を食べ、遊び、寝てを繰り返し、日々成長しています。出産時に抱いた思いを振り返り「元気で今日も生きているだけでいい」そんな風にちょっとハードルを下げてみませんか?
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