これらは、彼に恋しているとわかりづらいサインです。

わかりづらいのは、自分に不都合なことは、傷つかないように知らず知らず「そんなことあるはずがない」と防衛しているから。深く考えないようにしているからでしょう。

脈ナシだけどはっきり言えない。それは誰にでもあることですが、すぐ察知して離れてくれる人は、感謝の心を感じるくらい、珍しい存在です。

いま一度「私は彼にとってどんな立ち位置にいるのだろう」と考えてみるといいですね。“彼にとって私は<先輩・取引先>だ”……と、客観的に考えるだけで気づきます。

わかりにくいのは、あなたに完全に嫌われると彼が不利になる場合。たとえば……

  1. 同僚だが、彼が仕事をサポートしてもらう部署にあなたがいる
  2. あなたの家族と彼が、何かでつながっている
  3. 趣味のグループで彼の欲している専門的なことが、あなたにしかできない

などは「サインを送るだけで精一杯、早く気づいてくれ」となるので、「変ね。なぜうまく進まないの?」と思ったら立ち位置を振り返ることも大切です。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。