そして、これらの笑いにあふれた楽しい企画コーナーはもちろん、間に挟まれたライブパートもフロアの目を釘付けにしたメンバーたち。2枚のミニ・アルバム収録曲はもちろん、このショーケースのために準備したという、嵐の『果てない空』のカバーも熱唱。ムンビンの第一声にフロアは色めき立ち、その喜びに後押しされるようにムンビン、サナのガッツポーズや投げキッス、ジンジンのフリーダンスも飛び出し、大盛り上がり。また、ムンビンが幼い頃に出演したミュージックビデオでもおなじみ、東方神起の『風船』のカバーなども披露、初々しいながらも確かなパフォーマンスで惹きつけた。
終始笑顔に溢れたイベントの終わりの足音が近づく。ジンジンは初イベントを振り返り、「ここに泊まって行きたいくらい」と名残惜しそうにコメント。「どこにいても僕たちと一緒にいてくれてありがとうございます」とお礼を述べる一方で、大きな夢を掲げた。
「僕たち、いつかドーム・ツアーをするつもりなんです!」。実際にイベント前日にドーム(の外周)を見てきたそうで、「ドームのパワーを感じてきました。頑張って、5年後? 3年後? いや明日やろうかな(笑)。そんな気持ちです。とにかく、一生懸命頑張って、その日が来るまで皆さんが一緒にいてくださったらうれしいです」と、胸を弾ませながら語るジンジン。ムンビンも「僕たち、日本を愛しています。アロハの皆さん、ずっと僕たちと一緒にいてください」と呼びかけた。
そして、爽やかに締めくくるかと思いきや……日本のアロハのために準備してものがあると、エムジェイとムンビンが何やら耳打ち。ふたりで、りゅうちぇるのネタ「建設関係トントントン」を笑顔全開で披露し、フロアを爆笑で包んだ。