そうなると、保育園で朝からあくび、午後にはまたぐっすり、たっぷりお昼寝してしまう悪循環に陥ります。このように長時間の昼寝は夜に影響を及ぼします。
保育園によっては小学校入学に向けて年長児には午睡させない園もありますが、そうではない場合には家庭で夜の就寝時刻が遅くなって大変な思いをしていることを伝え、小学校入学準備に向けて、個人的に「うちの子は30分で起こしてください」とお願いしてみましょう。
保育園でなかなか寝付けない
家では直ぐに寝付くことができるのに保育園では寝ない子がいます。
家と違う布団、周りではゴソゴソ寝返りを打つお友達、他の子の寝息、温度、照明などちょっとした環境の変化に敏感なお子さんなのですね。
大人だって「どこでも寝ることができるのが特技、布団に入ったら一瞬でどこでも寝られる」人もいる一方、旅館やホテルなど旅行先で枕が変わると寝られない人もいます。
この場合は園にお願いして家で使っているタオルケットを使わせたり、入眠のときに抱いているぬいぐるみなどのアイテムの持ち込みを許可してもらいましょう。
通常、個人の玩具の持ち込みは禁止されますので、入眠儀式として「午睡の時だけ与えてください」とお願いするのです。このようにどうしたら寝やすいか伝えましょう。
また、窓や廊下の近くなら落ち着くことができる、真ん中は安心できないなど子どもが精神を安定させて寝付くことができる環境を園の先生に伝えることも大切ですね。
まとめ
大人だって日中3時まで30分以内の仮眠は午後の活動のために有効と言われています。けれども、1時間以上ぐっすり寝てしまうと夜の睡眠に影響します。ズバリ!夜寝ないのは昼間寝ているからなんです。
年齢に応じた昼寝時間の短縮は大切なことです。小学校入学に向けて工夫していきましょう。