野菜嫌いも克服できる!? 5つの野菜子ども向けメニュー
続いて、紹介された冷凍におすすめの野菜5つ、それぞれについて、子ども向けメニューと作り方をながいさんに教えていただきました!
1.小松菜は「おかか和え」に!
ながい「小松菜は生のまま冷凍し、解凍後、そのまま和え物に使用できます。
3cmくらいの長さに切って冷凍しておき、食べる量を自然解凍したら、軽く水気を絞り、しょうゆと鰹節で和えれば『おかか和え』に。子どもも大好きなメニューです」
2.エノキタケは「うまみたっぷりハンバーグ」に!
ながい「エノキタケは1cmの長さくらいにカットし、冷凍しておきます。
食べる分だけお味噌汁に入れるなど、簡単に使えます。またひき肉と合わせれば『うまみたっぷりのハンバーグ』になりますよ」
3.さつまいもは「ベイクドスイートポテト」に!
ながい「さつまいもは皮をむかずに1cm幅の輪切りにし、生のまま冷凍します。
使うときは冷凍したまま、アルミホイルの上に並べ、上から油をかけて、オーブントースターや魚焼きグリルなどで焼き色がつくまで焼けば、『ベイクドスイートポテト』に。おやつにも最適です」
4.枝豆は「焼き枝豆」に!
ながい「枝豆はさやから出さず、ゆでず、生のまま冷凍しておきます。
食べる分を冷凍のままフライパンで焼き色がつくくらいまでソテーし、火を弱めたら蓋をして5分ほど蒸し焼きにします。お好みで塩をふれば、枝豆の味をしっかり感じられる『焼き枝豆』のできあがりです」
5.ピーマンは「ピーマンのじゃこ炒め」に!
ながい「ピーマンは千切りにして生のまま冷凍し、食べる分を耐熱容器に入れ、ラップをして3~4分電子レンジで加熱します。このとき、ピーマンがくたっとなるまで加熱するのがポイントです。
じゃこと一緒にバターでソテーすれば『ピーマンのじゃこ炒め』。ピーマンが驚くほどたくさん食べられるのであっという間にピーマンがなくなるかも!」
5つの野菜、それぞれ我が子が苦手なものもあるのでは? 冷凍テクニックを使って食卓に並べれば、子どもも美味しく食べてくれるかもしれませんよ!
【取材協力】ながい かよさん
えいよう未来株式会社 代表取締役 管理栄養士
クリニック、企業にて栄養指導に従事。こどもえいよう管理や母乳栄養レシピなどのプロジェクトを多数立ち上げ、オーダーメイド栄養指導の確立を目指す。五感を育てる保育園給食の献立作成、食育活動も行なっており、大人も子どもも、家族みんなの健康サポートしている。
参考:ハイアール「冷凍マル秘豆知識」
<参照>
- 文部科学省「食品成分データベース」(2019-11-02)
- 文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」表15重量変化率 (2019-11-02)
- 甲山恵美,青柳康夫.キノコは冷凍に適しているか.日本食生活学会誌 第26巻 第1号11-19(2015) P.11-19.
- 旭化成ホームプロダクツ株式会社「保存テクニック」