片渕監督から異例の“ストップ”がかかる「この世界の片隅に」クラウドファンディングが話題に、1700万円を超える支援金が集まる

©こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

劇場公開中のアニメ映画『この世界の片隅に』のクラウドファンディング企画に、目標額1080万円を超える支援金が1日で集まり、想定外の事態に監督・片渕須直から「新規ご支援はお控えいただけるとありがたいです。」と、クラウドファンディングにおいて異例の“ストップ”がかかる事態になっています。

プロジェクトで集まった資金はイギリスやフランスなど、海外で行われる上映にあわせて、片渕監督が現地へ赴くための渡航費などに充てられる予定で、海外展開のさらなる拡大を目指すために行われています。

支援にはいくつかのコースが設定されており、5,400円から。監督からの「海外渡航レポート」や報告会への招待など、さまざまなリターンが用意されています。

クラウドファンディング「Makuake」より

プロジェクトへの支援は11月22日から受付がスタートしましたが、11月24日 12時の時点で1700万円を超え、目標額を大きく超える支援金が集まったことに対して監督も驚きが隠せない様子。「ストレッチゴール（追加目標）」の設定を想定していなかったことを明し、改めて「支援コースの上限設定（人数）」「報告会の拡充」「監督レポートの拡充」を発表。クラウドファンディングのプロジェクトは1月30日までの実施が予定されていますが、この勢いであれば年内にも受付が終了するかもしれませんね。