4:お金の話で数字に対する抵抗感をなくそう
「“10%割引と10%ポイント還元、どっちが得や?”などとお金の例を挙げると、算数が苦手な子でものってくれます。
勉強として切り分けられるとイヤになるけど、リアルで身近に感じられるお金の話なら受け入れやすいということなのです。」
出典(『たった5分の「前準備」で子どもの学力はぐんぐん伸びる!』 著・州崎真弘)
と州崎さんが語るように、子どもはお金の話が大好きです。
普段買い物に行った時など、ゲーム感覚でお金の計算クイズを出してみると、面白いほどに食いついてくるかもしれませんよ。
子どもに勉強をさせたいのであれば、なるべくしれを勉強と思わせず、自然と子どもが考えようとする環境づくりをしていくことが大事なのです。
5:意識して子どもの挨拶習慣をつけよう
最後は挨拶習慣。「勉強と挨拶、どう関係があるの?」と疑問に思う人も多いでしょう。しかし、州崎さんは、
「勉強する姿勢という観点から見ると、挨拶ができない生徒は、成績がよくない割合が高いのです。」出典(たった5分の「前準備」で子どもの学力はぐんぐん伸びる!』 著・州崎真弘)
と語ります。
挨拶ができる子というのは、人とのコミュニケーションが上手で、授業中の態度も能動的なのだそう。
しかもこれは、子ども自身にとっても良いことで、やはり能動的に頑張っている様子が見える生徒の方が、先生たちだって「もっと教えてあげたい」と思うものです。
いつもより少し意識して「おはよう」「おかえり」「ありがとう」など、子どもの対する挨拶の言葉を親から多く発していくことで、子ども自身にも挨拶の習慣がつくはずです。
たかが挨拶と侮っていてはいけません。人の話の聞き方や授業の聞き方にもつながるものなのです。
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子どもの成績を心配するママたちは、うちの子はなぜ成績が伸びないの? なぜ全然勉強してくれないの? そう焦ってしまうこともしばしば。
しかし、自分自身が子どもだった頃を思い出してください。「勉強が大好きだった!」なんて人の方が少ないのではないでしょうか?
子どもたちだって自分が子どもの頃と同じ。だったらまずは勉強に対する抵抗感をなくし、取り組みやすくする工夫をすることが大事です。
州崎真弘さんの著書『たった5分の「前準備」で子どもの学力はぐんぐん伸びる!』は、子どもの成績に悩むママたちにとって目からウロコな内容がいっぱい!
子どもの学習環境を見直す良いきっかけになるはずです。