「演じる僕でさえ躊躇してしまうような毒舌ぶりでしたよね(笑)。だから、彼がなぜこんなことを言うのか、心の機微が伝わるように頑張って演じました」

そんなソンジュンがヘジンの優しさに気づき、彼女が気になり始めてからはユーモラスなシーンが増えて行く。そのツンデレぶりが視聴者を惹きつけ、 “副編集長病”にかかるファンが続出したのだ。

「ソンジュンは刺々しい男だけど、初恋の思い出を大事にするピュアな部分を持っています。それに、抜けているところもある。そんな人間臭さが魅力だと思いました。コミカルな部分は自然に演じることを心がけましたが、はじけるべきところでは思いっきりやりました(笑)」

ちなみに本作は“初恋”がテーマになっているが、自身の初恋は?

「初恋は胸にしまっておくからこそ美しいのではないでしょうか(笑)。中学生の頃ですが、その時は、思春期らしい純粋な気持ちを抱いていたと思います」

本作で、お笑いからロマンスまで多彩な演技を見せたパク・ソジュンの評価はうなぎのぼり。最新主演作『花郎:ザ・ビギニング』では初の時代劇に挑んだ。

「この作品では機知に富んだ新羅時代の青年を演じています。アクションシーンも多いので、乗馬と武術の練習をして撮影に臨みました。『彼女はキレイだった』は僕にとってターニングポイントとなった意義深い作品ですが、このドラマでも新しい姿を見せていますので、どちらの作品も応援をよろしくお願いします!」

★今回のインタビューに登場したパク・ソジュン出演作と役柄は?

2015年 MBC『彼女はキレイだった』
ファッション誌の副編集長ソンジュン役。初恋の人ヘジンを探すが、ヘジンの友人ハリがヘジンだと勘違いする。

2016年 KBS『花郎:ザ・ビギニング』
新羅時代、伝説の花郎(※貴族青年を中心に結成された集団)へと成長していくウンス役。12月より韓国で放送予定。

©韓流ぴあ

■パク・ソジュン
日本オフィシャルファンクラブ:https://fc.da-enta.jp/pasjfc/

同時間帯ドラマ視聴率1位を独走しMBC演技大賞を総なめにした超話題作!

『彼女はキレイだった』
DVD-BOX1(5枚組、第1~10話+特典映像約15分) 
1万7500円+税 発売中/レンタル中
DVD-BOX2(6枚組、第11~20話+特典映像約50分)
1万7500円+税 発売中/レンタル中
※韓国版全16話を全20話に再編集した日本版になります。
発売元:アクロス/TCエンタテインメント/TBS/ぴあ
【予告編】https://youtu.be/ER209-uruc0
【公式サイト】https://www.tc-ent.co.jp/sp/kanokire/
©2015 MBC

 

アジアンエンタメライター。香港映画『霊幻道士』に衝撃を受け、以来、香港・台湾・中国・韓国などのアジアのエンタメを追求中。雑誌「韓流ぴあ」、「月刊スカパー!」(ぴあ)のライターを務めるほか、「韓国テレビドラマコレクション」「K-POPコレクション」(キネマ旬報社)の監修も手掛けています。

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