梅原裕一郎

梅原の絵の才能が輝く一方で、上村の画伯センスが炸裂し、会場はこの日一番の爆笑に包まれた。

これにより、2限目から繰り広げていたゲーム対決は小林チームが逆転勝利をおさめ、終了。負けた本城チームは「補習」として、作文風のメッセージで、観客に感謝の気持ちを伝えた。

イベントの終盤では、番組から生まれたアニメ『ななにんのあやかし』で、よみうりランドの映像に合わせながら生朗読を披露。公開アフレコのような、7人の圧巻の演技に、観客からは熱い拍手が沸き起こった。

7人が語った、『声優男子ですが…?』シリーズへの思い

最後は、「新シリーズ鋭意企画中!」という『声優男子ですが…?』シーズン3を予感させるうれしい発表があり、7人は、ひとりずつ思いを語った。

「今日は本当にあっという間でした。7人揃ってイベントをすることをずっと前から楽しみにしていて、本番前からテンションがあがりっぱなしでした(笑)。新しいシリーズが展開できるのは、応援してくださる皆様がいるからと思います。これからもよろしくお願いします!」(上村)

「こんなに多くの方に番組を応援してもらえているんだと今日、感じることができました。これからも『声優男子ですが…』をよろしくお願いします」(梅原)

「僕たちが自然体でやっているバラエティー番組を、こうして皆さんに見ていただけるとは夢にも思っていませんでした。こうしてたくさんの方に集まっていただけて、うれしいです。今後もいろいろなことにチャレンジして楽しい時間を届けしていきます!」(河本)

「7人揃ってのイベントははじめてでした。番組が始まった頃の環境とは違い、みんな忙しくて揃わないときが多いなか、まだまだ続けられることがすごくうれしいです。動画の仕事も楽しくて、7人でいると自然体でいられるので、もっともっと続けていきたいと思います」(白井)

「(番組開始から)2年が経ちましたが、7人でやっていけることが幸せです。これからも見守っていただけたらうれしいです」(本城)

「最初は特別番組でスタートしましたが、シーズン2まで続き、ついに僕らの作ったキャラクターがアニメーションになって、いろいろなことが形になってきているなと感じています。番組、そしてアニメの方も楽しみにしていてください」(山本)

「声優がバラエティーをやるのはどうなのだろう?と最初は不安が大きくて、まさかイベントができるなんて当時は考えられませんでした。そして『ななにんのあやかし』で僕らが考えたキャラクターがアニメ化されるのも、皆さんのおかげです。ありがとうございます」(小林)

7人の感謝と決意の言葉で締めくくられた約2時間のイベントは、大盛況のうちに幕を閉じた。

なお、このイベントの模様はスカパー!オンデマンドでほぼノーカット版を放送。今回行けなかったという人は、ぜひ見逃さないでほしい。

エンタテイメント系のフリーランスライター。学生時代からライター業に携わり、K-POPを中心にK-Cultureを支える韓国のファッションデザイナー、プロデューサーらのインタビューも執筆。好きな作曲家は勇敢な兄弟。