無意識なマタハラは、正しい情報を知ってスルー

社会保険料に関して、正しくは、

産前産後休業期間中および、育児休業期間中の社会保険料は、会社負担分、本人負担分含め、全額が免除となるのである。ただし、免除を受けるためには会社を管轄する年金事務所へ免除の申請書を提出する必要があるので、それを忘れないように気を付けて頂きたい。
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とのこと。

今回の話はマタハラ、というにはちょっと大げさですけど(笑)、「そうなの?」と思った時に、正しい情報を調べておけば、少なくとも、無駄にプレッシャーは感じないでスルーできたのにな、と思いました。
 
特に、産休育休を始め、妊娠出産に保活など、この時期は本当に色々な手続きがあって、頭が混乱するもの。そもそも上司だって、正しく理解しているとは限りません(できれば理解しておいて欲しいけど 笑)。
 
どういうこと?と思った時にそのままにしておくと、モヤモヤが「なんとなく感じる不安」になって蓄積されていくので、できる範囲で、自分なりに理解しておくといいですよ。
 
私が「意味がわからんー!」と思った時にものすごく頼りにさせていただいたのは、人事部と、給与を管理している別会社の担当さん。
 
お忙しいのに、飲み込みの悪い私にとっても根気よく説明してくださいました(感謝)。
 
それに、会社には聞きにくい質問も、最近はグーグル先生に聞けば、大概解決しますから!(笑)。
 
発信している人が信用できるかどうか、を見極めるスキルさえ磨けば、ネットは本当に心強い味方だと思うし、母になったのが現代でホント良かった、と思いますわ…。

一時期は主流だったマタ旅だけど…

私が妊娠していた2014年は多分、マタニティ旅行が大っぴらにお勧めされていた最後の年あたりじゃないかと思います。
 
今は、前面的には「あまりオススメできない」というのが主流でしょうか。とはいえ、マタ旅プランは世に溢れてますけどね(笑)。
 
さすがに、世界的に新型コロナとの戦いが続いているこの時期にマタ旅に出ようっていう人はいないと思いますが、
平常時なら、「子どもが生まれる前に、ダンナと最後のふたりっきり旅行を楽しみたい!」と思う気持ちはわかります。
 
全ては主治医との相談に尽きますが、主治医にしても「今は大丈夫、気を付けて行ってきてくださいとしか言えません。道中で事故を起こさないとは限りませんしね」と言われた私としては、「絶対大丈夫はない」し、「結局決めるのは自分」だとお伝えしておきます(笑)。

マタニティライフを上手に楽しむコツ

もし主治医のお墨付きが出たとして、妊婦の遠出をする際に理解しておきたいのは、「出かけた先で何かあったら、その土地の産院で産むことになる」可能性があるということ。
 
そして、そこのベッドを占領するということは、その地元の妊婦さんが一人、その病院を利用できなくなったり、予約していた産院のベッドが一つ、無駄になることもあるかもしれません。
 
家から遠ければ家族が駆けつけるのにも時間が必要。関東の妊婦が北海道で緊急搬送されたら、一人での出産を覚悟しますよね。通えなくもないけど遠いわ!って距離なら、家族に負担をかけるわけだし、楽しみにしていたバースプランもパーです。
 
産休が前倒しになれば、同僚に迷惑をかける可能性も出てきます。
 
考えなしに無謀な行動に出るのはやめとけーと言いたいですが、何でもかんでもダメ!と考えるのも苦しいから、そんなデメリットを理解した上で慎重に決めれば、自分たちらしくて無理のないマタニティライフの楽しみ方が見えてきますよ。
 
テーマパークだって、体の負担を最小限にした妊婦ならではの楽しみ方もありますし、
 
何より、「今までと同じように楽しむ」よりも「妊婦だから楽しいこと」を見つけるように、早めに頭を切り替えられたら、もっともっとハッピーだっただろうな、と切り替え下手の私は思うのです(笑)。
 
これを読んでいる妊婦さんは、ぜひ、上手に切り替えて、存分に楽しんでくださいね!

横浜を愛する母ちゃんライター&エディター。エンタメ、レジャー、ビューティ、ウエディングに終活まで、幅広いジャンルの編集を手がけ、出産を機にライター業もスタート。活字中毒で、歴25年を超えるLUNA SEAのSLAVE(Jスレ)。趣味は、神輿やハーレー(ダンナの後ろ)、家庭菜園など。Instagram 

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