偶然という名の“運命”

独特の低音ボイスで楽曲に重みや深みを与えるラッパー、P.O。まずは、幼少時代から歌手を目指すまでのヒストリーについて聞いてみました。

「学生の頃はずっとワンパク坊主でした。小学校から高校卒業するまでず~っと(笑)。もちろん音楽には興味があったけど、“歌手になりたい!”という気持ちは特にありませんでした。演技にも興味があったし、サッカー選手にもなりたかった!」

そんな好奇心旺盛なピョ・ジフン(P.Oの本名)少年が歌手の道に入ることになるのは、偶然という名の“運命”だった。

「近所の先輩が、ジコ君と日本留学仲間だったんです。ジコ君が韓国に帰国して音楽活動を始めようという時に、先輩がジコ君に僕を紹介してくれました。“はじめまして”はカラオケ屋で、だったかな。その出会いがきっかけで、高校が一緒で仲の良かったミンホ(現WINNER)と一緒に、事務所のオーディションを受けることになりました」

ちなみに、P.Oの代名詞とも言える、太いローボイスは高校生のころに作られたものだとか。

「子どものころからよくハスキーだと言われていましたが、高校生の時に、わざと太い声を出すようにしていたら、こんな声になりました」

ラップ力と人の心に残る歌声が評価され、見事合格。

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