――それもあるあるですね(笑)。最後に、今後描いてみたいネタや方向性などを教えてください。

ユウコさん:実は現在「次男をいつかカエルにするか、しないか」が私の中で大きな課題となっています。キャラクターをカエルにした時に、小さい末っ子だからオタマジャクシにしたのですが、予想以上に気に入ってくださった方が多くて。

成長をリアルに再現するとなると、いつかカエルにしなくてはいけないけれど、キャラクターの個性を考えると、このままの方がいいような気もしますし…。考え中です。

描きたいネタに関しては、子どもの言動はほぼ想定外なことが多いので、今後のネタに関してはまったく読めません。でも、それが楽しみでもあります。

いずれにしても、読者の皆様にも笑ってもらえるように、これからも子育てを楽しみ、子どもの成長を漫画で残していこうと思います。

ユウコトリトリさんが描く「子育てあるある」は、育児中のファッションから学校行事まで、多岐にわたります。きっとさまざまなシーンで共感できるはず。

育児中は誰でも慌ただしい毎日ですが、ほっこり笑える『カエル母さん』を読めば、自身の子育てを振り返るきっかけにもなるかもしれません。

【取材協力】ユウコトリトリさん

『カエル母さん』著者。
静岡県在住。夫と3人の子どもと騒がしく暮らしているお母さん。普段は会社員として働いており、子どもたちが寝静まった後に描く育児漫画が楽しみのひとつ。
子育てで出会った面白かったこと、心に残ったこと、気づいたあるあるなどを漫画にしてInstagramやブログで公開中。

エディター&ライター。エンタメ誌などの編集を経て、出産を期にライターに。ミーハー精神は衰えないものの、育児に追われて大好きなテレビドラマのチェックもままならず、寝かしつけたあとにちょこちょこと読むLINE漫画で心を満たす日々。