4: 人間関係を明かさない

結婚を前提にしてお付き合いしているはずなのに、いつまでも経っても仲のいい友人に紹介してくれなかったり、どんな人たちと会っているかを話してくれなかったり。「会ってみたいな」と言っても「結婚してからでいいしょ」で済ますような男性は要注意です。

自分の人間関係を明かさないのは、知られたら困るつながりを持っている、また自分の世界に女性を入れたくないなど、ネガティブな気持ちがあるからです。

本当に女性のことが好きで妻となることを考えているなら、親しい仲間にも受け入れてほしいと思うはず。

ある女性は、「妻となってからみんなには紹介したいから」と言う男性と交際していましたが、婚約する段階になって浮気していることがわかり、すんでのところで“偽装結婚”を回避しました。

どんな人たちと付き合いがあるのかを隠す男性は、後ろめたい関係の人がいる可能性を考えましょう。

5: セックスのペースが合わない

セックスのペースは、結婚前に相性を考えておく重要なことのひとつ。

たとえば一方的に男性の欲に付き合ってばかりだったり、逆にこちらがしてほしいときに断られたり、不満の溜まる関係だと結婚後にセックスレスになる可能性が高まります。

「ほかの面で相性がいいから、ここだけ目をつぶればいい」と考えても、結婚は一生をともにするつながりであり、セックスの相手もお互いだけに限定されるので、いずれストレスを無視できなくなります。

相手が浮気したり自分が別の男性を求めたり、セックスが原因で夫婦関係が破たんするのは悲しいことです。

体の相性だけでなく、「これくらいのペースで抱き合えるのが幸せ」とふたりで了解できるのが、いつまでも順調な夫婦生活を続けるうえで欠かせません。

また、不満があるのなら打ち明けあって解決できる心のつながりの深さも、結婚前に確かめておきたいところです。

婚活では、目をつぶってはいけないところまで見ないふりをすると、その妥協が命取りになります。

生涯をともにするパートナーとは、結婚前にどれだけお互いの価値観を受け入れて歩み寄れるかをしっかり見極めたいですね。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line