3:仲良くなってからの「○○くんに誘われちゃった」
「俺に気があるのかな、と思っていた後輩。ふたりで食事に行ったり、いい関係だったのがある日『○○くんにお茶に誘われて』と言いだしてモヤッとしましたね。
嫉妬させたい駆け引きだなとはすぐ気がついたけど、やっぱり仲良くしている女性が別の男とふたりで過ごすっていい気分じゃない。独占欲を意識しました」(28歳/教員)
別の男性の存在をにおわせてくるのも、プレッシャーを感じる駆け引きとして嫌われるもの。
ですが、わかっていてもモヤモヤが晴れないのは、自分のなかに女性を手放したくない気持ちがあることを知るからです。
本当に何とも思っていない女性なら「ああそう」で終わりますが、気になる女性なら「行きたいの?」と意思を確認したくなります。
これがきっかけで好意を自覚した、という男性もいるのですね。
4:いきなり冷たくなる!?
「何となくお互いに好意があるんだろうなと思っていた同僚がいるのですが、ある日突然素っ気なくなって。
“俺、何かしたのかな”“ほかの男と仲良くなったのかな”とか不安になって、我慢できずにLINEで食事に誘いました。
OKをもらってホッとしたけど、当日笑顔で来てくれた彼女を見て、駆け引きだったのかも、と思いました」(33歳/システムエンジニア)
親しくしていたのに、急に冷たい態度を取られたら気になるのは当然です。それが目当てで素っ気なくされることを嫌う男性も多いですが、連絡してみたら意外にも普段通りの機嫌で返事をくれてホッとした、なんて自分に気が付きます。
ですが、この駆け引きは何度も使えるものではありません。「気を引きたい下心」が見えると、男性も相手をすることに疲れを感じると心得ましょう。
「駆け引きしなくても距離が近い」ことが肝心!
「駆け引きとわかっていても惹かれてしまう」エピソードを聞いていると、それ以外の部分で女性とどれだけポジティブな関係を築けているか、に左右されることがわかります。
たいして仲良くもないのにLINEの返事を遅らされてもイライラするだけだし、自分以外の男性と出かける報告をされても「行ってらっしゃい」で終わるもの。
女性の気持ちがわからなくなって不安を覚えるのは、あくまで自分も相手を前向きに受け入れているときだけなのですね。
この距離感を間違えると、男性の心は離れていくばかりです。
駆け引きはそもそも男性には歓迎されないものであることを忘れずに、まずはふたりの心を近づけるよう努力しましょう。
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いわゆる「あざとさ」を出してくる女性でも、男性が好意を持っていれば可愛いなと受け止められるし、関係が進むきっかけにもなります。
駆け引きを成功させるには、ふたりの距離感を見極めることが肝心ですね。