マウンティングママ友と付き合うときの注意点

けれど、マウンティングばかりしてくるママ友と、一定期間はどうしても付き合わなければならないことってありますよね。そんなときどうすればいいのでしょうか?

米倉「接触を避けたいと思っても、子ども同士が友達だと、どうしても付き合わないわけにはいかない場合もありますね。その場合は、自分の話を極力しないことです。

マウンティングしてくる人は、こちらが思っていないようなちょっとした話に嫉妬するので、ますますマウンティングしてくる可能性があるため、注意しましょう。

またマウンティングする人は、ブランド好きで、『私はこのブランドを身につけるのにふさわしい人間だ』と思っていて、相手をファッションや持ち物で判断する傾向が強いところもあるようです。

ですから、不快な心理ゲームに発展させないためにも、マウンティングする人のファッションや持ち物に『すてきー』などと反応せず、関心を示さない態度を貫くといいでしょう」

マウンティングママ友の心理、よくわかりましたよね。また、マウンティングママ友との距離の置き方や、距離を置けない場合の注意点も教わりました。

もし今、マウンティングママ友の対応に困っている場合は、トライしてみてくださいね。

【取材協力】米倉 けいこさん

臨床心理士。九州女子大学非常勤講師。「ひまわり先生」の愛称で人気の心理カウンセラー。民放アナウンサーや子育ての経験を生かし、保護者向けに解りやすく優しい口調で語る「心の子育て実践法」講演が人気。

「子どもに対する気持ちが変わった」と親たちから喜びの声が寄せられている。PTA・学校の授業などはこれまでに2,000回を超える。個人カウンセリングではうつ病、パニック症、対人恐怖症、不登校、引きこもり、親子関係、夫婦関係、職場のトラブル、イライラ、落ち込みなどの問題に対応。

特に、子どもの問題解決には親の協力が必要との立場から家族カウンセリングに定評がある。

新型コロナ感染拡大をきっかけにYouTubeで動画を発信開始。「ひまわり先生」で検索できる(メンタルサポートひまわり)。「心理カウンセリング力養成基礎講座」をオンラインで開講決定。著書に「ひまわり先生の幸せの貯金箱」がある。