撮影:高橋那月

主人公・炭治郎を演じる花江夏樹、その妹・禰豆子を演じる鬼頭明里は、待望の劇場映画化についてこう語る。

「『鬼滅の刃』は、テレビシリーズの時点でも「劇場で観たい」と思うクオリティでしたし、無限列車編は特に劇場のスクリーンで観たいなと思っていたので、それが叶ったのは嬉しいです」(花江)

「私もまったく同じ気持ちです。『鬼滅の刃』はテレビの画面で観るのがもったいないくらい。しかも、原作でも人気の高い『無限列車編』を、1本の映画として劇場で観ることができるのは、いちファンとしても嬉しいです」(鬼頭)

「無限列車編」のストーリーの根幹は兄妹の絆、仲間との絆だ。日本中で愛されている兄妹を演じる2人に、炭治郎と禰豆子の関係性の魅力を聞いた。

「ふたりとも、長男と長女なんですよね。だから、ひとつの家族として生活するために、炭治郎は働いて、禰豆子は家の手伝いをして、ふたりとも弟や妹たちのお世話をして、自分のことを我慢してでも、家族を大切にしてきた、“竈門家”としての団結力があると思うんです」(花江)