夕飯は地元の食材を活かした豪華メニューが並ぶ
夕飯は、居間の奥にある囲炉裏を囲んで。夕飯の用意も、自分たちでやるか、スタッフさんに用意してもらうか、選ぶことができます。自分たちでやるのも、冷蔵庫にすべて用意してあり、囲炉裏の火で焼くだけなのでそこまで大変なことではありません。
囲炉裏の火も、着火剤を使って簡単に起こすことができます。コツは、炭の組み方だけだそうですよ。
子ども用は、こんな可愛らしいゾウさんのお皿で出てきました。
前菜の鴨肉はとても柔らかく、2歳児も喜んで食べてお代わりまでしていました。こんにゃくの刺身もつるんとした食感で食べやすく、5歳児に大人気でしたよ。大人用には、ぜひわさび醬油でいただいてください。
あわびを煮て醤油で味付けした甲州名物「煮貝(にがい)」は少し大人の味で、子どもの食いつきはよくなかったですが、大人がおいしくいただきました。
そして魚、肉、野菜といった新鮮食材を囲炉裏の火で焼いて食べるのがなんといっても最高!
ホタテにはバター醤油、じゃがいもには塩バター、肉には焼き肉のたれ…など、食材によってつけるタレや調味料を変えられます。もちろん、そのまま食べても美味。
また、野菜は地元産の新鮮なもので、コリンキー(生でも食べられるカボチャ)など珍しいものも並びます。
魚は、いつもスーパーで買ってきた切り身を焼いたものはあまり食べない子どもも、釣ってきたままの姿の魚を炭火で焼くと食いつきがよく、しっぽまで喜んで食べるというのが不思議です(笑)。炭火で焼いていることもあって、白身がホクホクで柔らかく、食べやすいのかもしれません。
お肉も山梨県産五味醤油の塩麹漬けリブロースステーキ、甲斐信玄鶏の照り焼きとたっぷり用意されていますよ。炭火で焼くお肉のぷりぷり感、ジューシーさはたまりません。
飲み物は冷蔵庫に1人分1セットでビール(1本)、酎ハイ(1缶)、ハイボール(1本)、オレンジジュース(1瓶)、コーラ(1瓶)、水(ペットボトル)がフリードリンクで置いてあります。また、ワインも1本(¥3,500)購入で持ち込み放題に。
部屋食のいいところは、多少酔っても気にならないところ!
子どもがいるのであまり盛大には酔えないと思いますが、授乳が終わっているママは久々のお酒をここで解禁するのもいいかもしれません。
おかずがおいしいと、ごはんも進みます。釜で炊いているのでひと粒ひと粒がしっかりと立って芯までやわらかい白飯は、冷めてもおいしさを損ないません。
子どももよく食べたので、釜の中のごはんはきれいになくなりました。
食後のデザートまで子どもには楽しいものばかり! マシュマロを網で焼き、ポップコーンがポンポンとはじける様子を見ることができます。
ポップコーンはできあがりを音で判断するのが難しく、火にかけすぎて少し焦げてしまったので失敗でしたが、マシュマロは火にかけることでトロッとしておいしく、子どもに大人気でした。
炭火の楽しさを最後まで堪能することができるのがうれしいですね。
食後は、ごみを台所のごみ箱に捨てて、使ったお皿は台所に置いておくだけでOK。炭も水をかけたりなどせず、そのままにしておいていいそうです。