エアコンを使う“環境”
最後に環境ですが、冬の日中のポカポカとした日差しは積極的に部屋に注いでおき、夜はしっかりカーテンやブラインドで、お部屋に溜まった日中の熱の漏れを防ぎましょう。
遮光カーテンや断熱グッズは意外とあなどれません。冬の時期は併用すると、電気代も抑えられますのでおすすめです。
電気代が高い!を防ぐエアコンの選びかた
エアコン自体がそろそろ寿命で、もしかしたらこの冬買い替えたい!そんな方もいるでしょう。
ところが、選びかたを間違えると、せっかく買い替えてもあまり変化を感じないこともあるのが、エアコンなんです。
そこでエアコンを買い替えるならこの3つをチェックしてみてください。
一つ目は、省エネ基準達成度。
これは、省エネ法で定められた、製品ごとに設定されている省エネ性能の目標基準値をどの程度達成しているか表したものなんです。
電気代を抑えたいのであれば、この達成率が高いものを選ぶようにしてください。
二つ目は、低温暖房能力。
低温暖房能力とは、外気温2℃時の暖房能力を表していて、この数値が高いほど、暖房能力が高く、暖かくできるエアコンなんです。
買い替えの際は、この低温暖房能力が高いエアコンを選びましょう。
三つ目は、暖まりにくい部屋の条件が揃っている場合、適用畳数より大きい能力のエアコンを選びましょう。
その条件とは“吹き抜けがある”“高天井”“窓が大きくハイサッシ”“気密性が低い”です。
適用畳数より小さい能力のエアコンを選んでしまうと、常にフルパワーで運転しなければならず、必要以上に電気代がかかってしまいますし、フルパワーで運転していても暖まらないということになります。
*
エアコンの活躍の場が増えるこれからのシーズン。こちらをぜひ参考にしてくださいね。
<調査概要>
- 調査対象者:東京都・大阪府に在住の30~59歳の既婚の男女で、自宅にエアコンを設置している方600名
- 調査方法:インターネット
- 調査期間:2020年10月9日~10月11日
【取材協力】三菱電機