大陸の中心にある向上心が高めの国【中央の国】

世界最強の子煩悩ギャップ萌えパパ魔王|オズ(VOICE:近藤隆)

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かつて世界の半分を支配したことがある最強の魔法使い、それがオズです。

元々は北の国に城を持ち、出身も北の国なのですが、何の因果か中央の国の魔法使いとして召喚されています。

子供の頃に北の魔法使いであるスノウとホワイトに拾われ、彼らの弟子として一緒に暮らしていた過去があります。

中央の国の王子であり、魔法使いでもあるアーサーが北の国に捨てられた際、吹雪の中でアーサーの命を救ったのはオズでした。

退屈しのぎに魔力の強いアーサーを拾い、じゅうぶんに育ててから殺して自分の力にするつもりでしたが、一緒に暮らしていく中で、オズにとってアーサーはかけがえのない存在になっていきます。

恐ろしい逸話を世界中に残し、威圧感を放つ外見や喋り方をしていますが、賢者のために草笛を吹いてくれたり、中央の国の魔法使いたちを相手にパンケーキの焼き方を教えている、なんてワンシーンも。

アーサーや賢者、他の若い魔法使いたちを相手にしている時の、オズがふと見せる優しげな声と表情は、ギャップ萌えという言葉では片付けられません。

オズは〈大いなる厄災〉による「奇妙な傷」のせいで、夜に強い魔法を使うと眠ってしまうという弱点があります。

賢者である主人公に触れていると問題なく魔法が使えるため、そこで生まれる賢者とオズの関係性がエモいんですよね…。

口数が少なく、あまり人前に姿を現さないオズが、数千年生きてきてやっと心を開いたのがアーサーなんですよ…擬似親子尊い…。

頼むから無茶しないでくれ正統派光の王子|アーサー (VOICE:田丸篤志)

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中央の国の王子であり魔法使いでもあるアーサーは、心優しい好青年です。

アーサーが4歳の頃、母親である王妃の命令で北の国に捨てられたところを、オズに拾われています。

それからオズの元で9年間、魔法を教わりながら暮らしたのちに、父親である中央の国の王が病に倒れたために中央の国に連れ戻されました。

大人たちの勝手に振り回されたアーサーですが、彼は誰を恨むこともなく、人間と魔法使いが共に暮らしていける世界を作っていくために尽力しています。

王子としての責務を果たすため、気を張っているところもありますが、誰にでも分け隔てなく接することが出来る本当にいい子です。

幼い頃からやんちゃで、無鉄砲なところは今も変わらず、アーサーを見守るオズと賢者の肝を冷やしてきます。

魔王時代のオズの行いが記されている歴史を、間違ってる! と言いながらゴリゴリ修正を掛けていくオズ過激派でもあります。

オズの強大な魔法が「私や賢者様に向けられることは決してありません」と言い切るほど、オズを信じ、敬愛しています。

それほど、アーサーにとってオズと暮らした数年間は大切なものだったのでしょう。

プレイヤーの前代賢者の影響で「合コン」と言う言葉をいたく気に入っており、連呼しては賢者を戸惑わせます。

頼むから無茶しないで…長生きして…。

私のこと好きでもないくせに脈アリみたいな態度やめて騎士様|カイン ( VOICE:神原大地)

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22歳と若いながらも、中央の国の元騎士団長であるカインは、気さくで面倒見のいい兄貴肌なイケメンです。

アーサー曰く、格好良くて、頼もしくて、気さくで、仲間思いで、彼ほど欠点のない人はいないでしょう、と言わしめるほどの好人物。

圧倒的陽キャ、むしろ太陽そのものみたいな男なので、たまに眩し過ぎて賢者の目が焼かれます。

私が初めて『魔法使いの約束』をインストールし、一目惚れしたのはカインでした。

そんなカインですが、彼の右目は蜂蜜と朝焼けの光を溶かして混ぜたような、美しい金色をしているのですが、左目は色が違います。

実はこのオッドアイは後天的なもので、その原因になったのが、北の国のオーエンという魔法使いの存在です。

オーエンは、カインがまだ騎士団に在籍していた頃、騎士団を襲ってカインの左目の眼球と自分の左目の眼球を、魔法で無理やり交換してしまいました。

この一件のせいでカインは魔法使いであることが騎士団にバレてしまい、騎士団長を解任されているという踏んだり蹴ったりっぷりです。

ちなみに、蜂蜜と朝焼けの光〜のという表現は、オーエンがカインの瞳の色を例えた時のものになります。

また、ゲーム内でカインとオーエンを一定の回数育てると、「因縁の二人を育てし者」という称号をもらえます。

カインにも「奇妙な傷」があり、その影響で相手に触れるまでその姿を見ることができない、という結構不便な身体になっています。

なのに眼球を交換したオーエンだけは、触れなくても見えるんですよ…因縁つよ…。

これから美味しいものいっぱい食べて色んなところに一緒に行こうね|リケ (VOICE:永野由祐)

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中央の国の辺境にある謎めいた教団で、「神の使徒」として育てられた美少年がリケです。

美しい金髪に、大きなグリーンの瞳を持った、まさに天使のような男の子。

リケは、教団の「魔法使いは人に尽くすべき」という教えを正しいと信じたまま、賢者の魔法使いに選ばれて、はじめて教団の外に出ました。

教団の司祭に今まで教えられてきたことが、リケにとって世界の全てでした。

しかし、外の世界に出て、他の魔法使いたちとの交流を経たリケは、自分が何を好きか、何が嫌いかを徐々に考えられるようになっていきます。

世の中のものを「良いもの」「良くないもの」と分断していたリケは、それ以外があるという現実に触れて、手探りで世界を広げて行くのです。

魔力が強く、その素質はオズも認めるほどのもので、リケ自身も強い魔法を使うことを気持ち良いと感じてしまう危うさも持っているキャラクターです。

賢者の魔法使いに選ばれてからは、東の魔法使いである料理人のネロが作ったご飯の美味しさに目覚め、目を輝かせながら色々なものを食べています。

そんな彼の姿は賢者の母性にクリティカルヒットです。

おばちゃんがリケの好きなだけオムレツ作ってあげるから、たくさん食べて大きくなってね…。