3: 赤ちゃんの月齢が6~8ヶ月
赤ちゃんの月齢が6~8ヶ月の産後ママのための、体幹を鍛えてヒップアップにも効果的な体操『ヒップアップップ』。
生後6か月前後は、そろそろ寝返りを始めるとき。赤ちゃんがうつ伏せをできるようになったらやってみましょう。
赤ちゃんの寝返りに必要な、腰をひねる動作をチェックすることができます。
ママは、体感を鍛えて姿勢を整えることができるので、授乳や抱っこで姿勢が崩れ気味の毎日を送るママにぴったり!
ママはうつ伏せの赤ちゃんの横で四つん這いになり、足を後ろにゆっくり蹴り上げるような動きをするのですが、この赤ちゃんをうつ伏せにする時、赤ちゃんが寝返りを打つ仕草ができるようになっているかどうかをチェックしましょう。
ヒップアップ効果もあり、腰痛の予防や緩和にもなるから、育児で腰が辛いという方にもおすすめの体操です。
4: 赤ちゃんの月齢が9~12ヶ月
赤ちゃんの月齢が9~12ヶ月の産後ママのための、お尻や腿裏の筋肉を伸ばし、体幹の強化にも効果的な体操『振り子キック』。
赤ちゃんの側方パラシュート反射のチェックができます。これは転んだ時に、とっさに手をついて体を守る反応のことで、この時期の乳児検診で確認する、とても大切な反応なんですよ。
赤ちゃんを座らせて、ママはもし赤ちゃんが倒れても支えられる体勢で横に寝転びます。足を軽く曲げて上側の足を呼吸と一緒に足を振り子のように前に出したり後ろに出したりを繰り返しましょう。
最後に体を起こしたら、赤ちゃんの脇に手を入れて左右に少しずつ倒してゆっくりと揺らします。赤ちゃんが床に手をつくような動きがあるか、しっかり観察してあげてください。
*
『ベビママ体操』は、赤ちゃんの運動発達に対する関心を高めてもらう『ベイビーモーションプロジェクト』のひとつとして、スイス・バーゼル市に本拠をおく、ヘルスケアにおけるリーディングカンパニー、ノバルティスの医薬品部門の日本法人・ノバルティス ファーマーが提供しています。
運動発達の仕組みを知ると、不安がいっぱい初めての育児でも、ひとつひとつの発見があることにより楽しみが広がりますね。
ちょっとしたお散歩もなかなか難しい今、お部屋で赤ちゃんと『ベビママ体操』をして育児疲れを解消してくださいね。
【取材協力】