様々な考えがある
色々な考えの家庭があります。教育方針も様々です。
- 「園や学校をずる休みして家族で出かけるなんて非常識!」と考える人。
- 「家族で出かけることもコミュニケーションをはかるため、めったにない経験をさせるために大事。そんなとき料金も高く、混んでいる休日にでかけたくない」と考える人。
ですから、どれが正解、どれが間違っているとは言えません。ただ、次のようなことは避けた方がよいですね。
- 子どもに嘘をつかせて出かける。
- 大事な園行事を休ませて出かける。
- 行事の予行練習がある日に休む。
- 親の役員決め、子どもの劇の配役決めなどの肝心な日に休む。
- 頻繁にこれをする。
「節度を守る」「それをさせない家庭もあるのだから、クラスメイトにお土産を配ることはしない」などの意識や気遣いが大切ですね。
園に伝える場合
親の仕事の形態も様々で、土日祝日が仕事のパパやママもいます。でも、園は土日休みです。こんなときは堂々と「明日は○○でお休みします!」ではなく、次のような姿勢で伝えましょう。
多少盛ってもよいので「会社の許可が出て、なかなか取れない主人のお休みがやっとこの時期にとれました。めったに行けない家族旅行に思い出作りに行きたいと思っているんです。勝手を言ってしまい誠に申し訳ありませんが、○日~○日お休みしても宜しいでしょうか」
これで「それはダメです」という園はないと思います。きっと「そうですか。では楽しんで行って来て下さいね」と送り出してくれると思います。そうすれば、旅行中も後ろめたさがなく、親も子どもも思い切り楽しめるのではないでしょうか。
また、園児たちにどう伝えるかは先生に任せましょう。クラスの雰囲気によりそのまま伝える先生もいれば、「○○ちゃんはお家の御用があってお休みです」と伝えるケースもあります。
筆者の話ですが、息子は16歳で特別支援学校高等部に通っています。平日に旅行に行かせたかったので、勇気を奮ってこんな風に担任に聞いてみました。
筆者「家族で旅行に行きたいと思うのですが、平日、学校を休ませて行ってもいいですか?」
担任「よいです。但し、職場実習とか大事な学校行事は休まないでくださいね」
そして連絡ノートには「温泉、楽しんできてください」と書いてありました。もう、義務教育は終わっているので簡単にOKがでたのかもしれません。
まとめ
幼稚園、保育園時代は自由に休むという人は結構いますが、小学生になって家族旅行やレジャー施設に行くために学校を休む人は多くはありません。
ただ、「幼稚園、保育園は義務教育ではないから自由にしてよい。小学校はNGである」というのはある意味、大人の線引きです。
幼児に「小学生になったら許されないから」とマニキュアをしたり、髪を染めたりパーマをかけさせる親もいますが、小学校に通うようになってからやめさせると「なんで?」と子どもは戸惑います。
もし、幼児期、園を休ませてお休みする習慣がある場合は、小学校入学時に「小学生になったらお勉強が始まるから、今までのようにはお休みをすることは出来ない」ことを子どもに伝えておいた方がよいかもしれませんね。
皆さんはどんな考えをお持ちですか?