大人気! ばあば助産師さんの“目からウロコ”なアドバイス
初めて訪問ケアを利用した時に出会った、ばあば助産師さん。この方にアドバイスをしてもらうと、なんだか肩の力が抜けるんです。
そんな、お日さまみたいなばあばのアドバイスをご紹介します。
その1:乳腺炎の原因は人それぞれ!
母乳育児をするなら食事はヘルシーに! チーズや生クリームは乳腺炎のもと! なんて、よく聞きますが、なんでもかんでも「ダメ」と言われると窮屈になります。
ばあば助産師さんに、ズバリ乳腺炎の原因は? と聞いたら、「人それぞれよ〜」とズバリ返ってきました(笑)。
乳製品が合わない人、高カロリーの外食が合わない人、それらの何を食べてもトラブルにならない人、なんなら食べ物は関係なくストレスだけで乳腺炎になる人…と本当に個人差があるそうです。
でもそう聞くと「そりゃそうか」と納得。全部一律にダメ! と決めつけないで、自分の体に合わせてケアするほうがポジティブですよね。
ちなみに私の場合は前夜のピザは直接関係なかったようですが、1カ月くらい前から前兆がある人、2週間前くらいからの人、合わないものを一口食べただけでもすぐに乳腺炎になる人と、これまた個人差があるそうなので、自分のタイプを観察してみるのも面白いと思います。
その2:深くくわえさせれば、いつも同じ飲ませ方で大丈夫
乳腺炎予防として、いろいろな方向から飲ませるとよいなんて聞いたことがあるのですが、そうはいっても「自分が飲ませやすい体勢」ってありますよね。
授乳に慣れてきた頃に、それを変えるのも結構大変。ばあば助産師さんによると、通常は、赤ちゃんに乳首を深くくわえてもらって飲ませれば、いつもと同じ飲ませ方で大丈夫なんだそう。
トラブルになってしまった場合は、シコリ部分に赤ちゃんの舌がくるようにすると、舌でおっぱいをしごいて飲むので、詰まりが抜けやすくなりますよ、とのこと。
マンガでまめに逆方向から授乳してもらっているのは、上側に詰まりのシコリができていたということですね。
ちなみに「パパに吸ってもらうと早いらしいよ」と、普段はおっぱい星人の父ちゃんにお伝えしてみたものの、「それは無理」とソッコウで却下されました。
母乳の味には興味しんしんなクセに、試飲には踏み切れなかった父ちゃんなので(意外と繊細…いやビビリ?)、母乳の味見ができるパートナーなら、詰まり解消にも付き合ってくれるかもしれませんね(笑)。
その3:授乳クッションはないほうが飲みやすい!
現代の育児にマストアイテムだと思っていたので、「授乳クッションがないほうが、赤ちゃんは飲みやすい」と教わってびっくりしました。
「寝ながら飲むより、体が起きている体勢の方が飲みやすいのよ〜」と理由を聞いて納得。
授乳クッションが主流になる前は、バスタオルを畳んで、赤ちゃんのお尻の下に入れて、高さを調整していたんだそう。
授乳クッションは縦抱きで飲ませるには不安定な時期に使いますが、その月齢でも、こちらが赤ちゃんの体勢を支ればOK。授乳クッションがないぶん、お尻が下がるので体が起きるわけです。
逆に、自分の姿勢が辛くないように、自分が寄り掛かるクッションを用意すると良いかもしれません。
ということで、それを知った日から授乳クッションを使うのをやめたのですが、明らかに「ゴクゴク」飲むようになったので、本当に飲みやすそうだ…と確信しました。
乳腺炎の予防には、「しっかり飲まれてフワフワになっているおっぱいが最高」とのことなので、お互いに楽な姿勢を見つけてみてくださいね。
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いかがでしたでしょうか。この時期は、些細な情報でもふっと肩の力が抜けて、「あれ? 私、肩に力入ってたの?」なんて初めて気付くことが多々ありました。
特に「あなたの場合はこう」って、個体差を考慮した上でのアドバイスは、スッと気持ちが楽になったのを強烈に覚えています。
自分でも気付かないうちに、ギュッと視界が狭くなっていることもあるので、乳腺炎などのトラブルが起きたら、逆にチャンスと思って、ぜひプロに頼ってくださいね!
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