韓国メディアの裏事情を赤裸々に暴露⁉　少女時代ユナ出演ドラマ3つの視聴ポイントは？

新聞記者たちの理想と現実をリアルに描いた社会派ヒューマンドラマ『ハッシュ～沈黙注意報～』がAmazon Prime Videoにて配信中だ。同作の見どころ3つのポイントをご紹介‼

新聞社『毎日韓国』で働くジュンヒョクは、かつては有能な記者だったが、今ではインターネット上の記事をコピー＆ペーストして過激なタイトルで閲覧数を稼ぐ、偽りだらけの記者になっていた。その彼の元にインターン記者のジスがやってくる。真剣に取り組まず遊んでばかりのジュンヒョクに苛立つジスだったが、次第に二人の間にあるつながりがあることが明らかになる。

POINT1:ベテランとアイドルが織り成す最高のケミストリー

写真を拡大 ファン・ジョンミン

写真を拡大 ユナ

やる気ゼロのベテラン記者ジュンヒョクを演じるのは、8年ぶりにドラマに復帰したファン・ジョンミン。自然な演技がリアルで、まなざし一つで複雑な感情を表現する姿に圧倒される。

ジュンヒョクとは違い情熱的なインターン記者ジスに扮した少女時代のユナは、ロングヘアをバッサリ切って真っすぐな性格の女性を好演。これまでに見せてこなかった骨太な演技を披露し、見るものを驚かせてくれる。

この二人が先輩後輩としての関係を超えて相棒になっていく成長物語から目が離せない。

POINT2:韓国メディアの裏事情をチラ見

作家チョン・ジニョンの小説『沈黙注意報』が原作の『ハッシュ～沈黙注意報～』。原作者が実際に記者出身のため、新聞記者たちのリアルなオフィスライフが描かれている。

ジュンヒョクとジスが所属するのは、インターネットに記事を配信するデジタルニュース部。閲覧数の多い記事を切り張りして新たな記事を作るシーンや炎上すれすれのタイトルの付け方を教えるシーンをはじめ、ニュースが配信される過程まで、韓国メディアの裏事情を包み隠さず描いているところも興味深い。

POINT:3韓国料理の名前がタイトルに！

ジスの座右の銘が「ペンは剣より強く、ご飯はペンより強し」なだけに、劇中では食事をするシーンが多々登場する。

コムタン、ユッケジャン、ヤンニョム半分、フライド半分、わかめスープ、のり巻き、ジャージャー麺、ヘジャングク、キムチなど、各タイトルのほとんどに韓国料理の名前が付けられているところも面白い。エッグトーストやチーズチムタクなど、今韓国で人気の料理が次々に登場するのも楽しみだ。

ドラマ『ハッシュ～沈黙注意報～』は、Amazon Prime Videoで全16話独占配信中。