【イオン/まいばすけっと】「鶏もも唐揚げ」はパンチある風合いが特徴
続いてはイオン系列のコンビニ、まいばすけっとで販売されている「鶏もも唐揚げ」です。
前述のようにしんなり唐揚げが好きな筆者としては、いかにも好きなビジュアルで、なんとなく子どもの頃、母が作ってくれたお弁当の唐揚げのような懐かしさと親しみやすさを感じます。
しんなりとした衣にもも肉が包まれているわけですが、一口目で相当なパンチを感じました。この唐揚げ1個で、お椀半分くらいのご飯なら軽くいけちゃう感じです。
この強いパンチが後を引き、一度口にすると忘れられないような病みつき感もあります。
イオン系列ではこの他にも様々な唐揚げ総菜があるようですが、本商品に限っては味に強い個性を持たせていることがわかりました。
【西友】「和風だし仕立ての若鶏もも唐揚」は、超優等生的な唐揚げ
続いては西友の唐揚げです。
他スーパーマーケットの多くがパッケージに、なんらかの謳い文句を添えているのに対し、西友はストイックに価格と素材表示だけに留めています。
この控えめな点がかえってシブくシンプルで美味しい味を期待します。
味付けは薄めでクセがない一方、冷めてもカリッとした食感を持たせ、肉自体のプリッとした感じも損なわないという、かなりハイレベルな唐揚げでした。
今回試食した全スーパーマーケットの唐揚げの中でも最もシンプルな一方、だからこそ何個でもいただけるようなストイックで美味しい味でした。
【オオゼキ】「こだわり特製唐揚げ」は、肉のうまみを引きあげたパンチある一品
次はオオゼキの唐揚げです。
さきほどの西友同様、オオゼキも唐揚げのパッケージに派手な謳い文句を記載しておらず、こちらもストイックな印象を持ちました。
その一方、唐揚げの見た目は油度が強く、相応のパンチを予感させます。さっそくいただいてみましょう。
衣には油感が強く、その風合いが口の中に広がっていく感じです。しかし、油そのものが綺麗なためか、もたれるようなことはなく、むしろ「ザ・唐揚げ」という強いインパクトを感じさせ好印象。
また、肉をかじってみると、柔らかさ、ジューシーさを損なっておらず、一噛みするごと旨味を感じられます。
強いインパクトを感じる唐揚げですが、同時に肉そのものの旨味を引き出す工夫がなされた一品だと思いました。