包丁やまな板いらずで、簡単に食材をカットできる「フードチョッパー」。最近ではテレビ番組でも取り上げられるなど、じわじわと認知度を高めているキッチンツールです。
100円ショップでも販売され、330円(税込)と手頃な価格で手に入れることもできます。
今回は、このフードチョッパーを使って簡単に作れる“世界の料理アレンジレシピ”をご紹介します。
気軽に海外旅行へ行くことが難しいなか、食卓から海外旅行気分を味わえるレパートリーをそろえてみました。どれも工程が手軽なため、子どもと一緒に作ることもできますよ!
「フードチョッパー」でサクッと作れる!世界の料理アレンジレシピ
ガスパチョ(スペイン)
スペイン・アンダルシア地方が発祥といわれる冷製スープ。トマトをベースに、パプリカやキュウリなどの野菜を加えて作るのが一般的です。
今回は、暑い夏にひんやりと食べやすい一杯に仕上げました。
材料(2人分)
・トマト缶……200g
・パプリカ……1/4個
・キュウリ……1/3本
・ニンニク…‥1片
・食パンの白い部分……10g
・コンソメ…‥小さじ1/2
・レモン汁……小さじ1
・オリーブ油……大さじ1
・塩……適量
作り方
1. フードチョッパーにキュウリとパプリカを手でちぎって入れ、ハンドルを15回引いてみじん切りにします。※ちぎる大きさによって、ハンドルを引く回数を調整してください。
2. 1を皿にあけて、空になったフードチョッパーに皮を除いたニンニクを入れ、ハンドルを20回引いてみじん切りにします。
3. 2にトマト缶を加え、さらにハンドルを20回引いてピューレ状にします。
※今回はホールタイプを使用しています。カットタイプを使う場合は、ハンドルを引く回数を10回ほどに調整してください。
4. 3にコンソメ、レモン汁、オリーブ油を入れて、よく混ぜます。最後に味をみて、塩で調整します。
5. 器に4を盛り、別の皿にあけておいたキュウリとパプリカをのせて完成です。
サラダ・ニソワーズ風ポテトサラダ(フランス)
ニソワーズとは、南フランスのリゾート地として知られる街、ニースに由来する“ニース風”という意味。そこから「ニース風サラダ」という名前でも呼ばれています。
一般的なサラダ・ニソワーズには、トマトやインゲン、ジャガイモ、ツナ、アンチョビ、黒オリーブ、ゆで卵など、たくさんの食材を使いますが、今回はその中から厳選した食材でポテトサラダにアレンジ。
味付けも、オリーブ油や酢で作るソース・ヴィネグレットの代わりに、フレンチドレッシングで簡単に仕上げました。
材料(2人分)
・ジャガイモ(大)……1個
※写真には2個ありますが、1個でのレシピとなります。
・黒オリーブの輪切り……15g
・ツナ……1/2パック
・ゆで卵……1個
・フレンチドレッシング……大さじ1
・粒マスタード……小さじ1
・乾燥パセリ(お好みで)……適量
作り方
1. ジャガイモは皮をむいて食べやすい大きさに切り、3分ほど水にさらす。
2. 耐熱容器に水気をきったジャガイモを入れ、ふんわりとラップをして、電子レンジ(600W)で5〜6分加熱します。※硬さが残る場合は、加熱時間を1分ずつ追加して調整してください。
3. フードチョッパーにオリーブを入れ、ハンドルを20回引いてみじん切りにします。
4. 3に粗熱をとったジャガイモをほぐして加え、さらにハンドルを10~15回引いてマッシュ状にします。
5. 4をボウルに移し、ツナを加えて軽く混ぜ、フレンチドレッシングと粒マスタードで味を調えます。
6. 器に盛り、お好みで乾燥パセリをふって完成です。